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「できれば、見たくなかった...」ウッカリ気が緩んだ女の失態。男の気持ちが一瞬で萎えた行為とは

恋とは、どうしてこうも難しいのだろうか。

せっかく素敵な出会いをしても、相手に「また会いたい」と思わせない限り、デートにも交際にも発展しない。

仮に、順調に駒を進められても、ある日突然別れを突き付けられることもある。

しかし一見複雑に絡み合った恋愛でも、そこには法則があり、理由がある。

どうしたら、恋のチャンスを次のステップへ持っていけるのか、一緒に学んでいこう。

今回はタイプだと言われていたのに、2回のデートで終わってしまった理由は?という宿題を出していた。

あなたはこの宿題が解けただろうか?




ー佳菜子ちゃんって、可愛いしいい子なんだけどなぁ・・・残念だなぁ。

これが、僕の正直な感想だった。

華奢で小動物みたいで、顔も可愛いし結構外見はタイプだった。それに、一緒にいると楽しい。

けれども僕は、デート中に佳菜子がしている行動がついつい気になってしまい、そして二回のデートで“これ以上はないな”と思ってしまったのだ。



佳菜子と出会ったのは、友人の紹介だった。

「多分、伸之のタイプだと思うから紹介するね」

そう紹介された佳菜子はたしかに可愛くて、“俺、結構佳菜子ちゃんのことタイプなんだよなぁ”とつい口に出してしまったほど、僕は前のめりになった。

僕自身、現在は代理店勤めではあるが、ゆくゆくは家業を継ぐことになっている。それに見た目もそこまで悪くはないはずだし、女性からすると悪い物件ではないはずだ。

出会ったその日に、思い切って彼女を誘った。

「良ければ、今度二人でご飯へ行きませんか?」

こうして、僕たちはデートをすることになったのだ。


デート中に佳菜子が気づかぬうちにやっていた女子力ゼロ行為とは


解説1:足のネイル云々よりも、脱ぎ捨てた靴が気になる・・・


初デートは、銀座にあるすき焼き屋を予約した。

なかなかの老舗だが、ここは昔から好きで家族でもよく行っている店だ。きっと佳菜子も気にいってくれるに違いない。

「あ、佳菜子ちゃん!」

先に店に着いて奥の座敷に座って待っていると、向こうから佳菜子がやってきた。やっぱり今日も可愛くて、僕はつい笑顔になる。

けれども、佳菜子が座敷に上がろうとした途端にちょっと驚いてしまったのだ。

それは、靴を脱いだ瞬間だった。

佳菜子は、ぽんっと靴を脱ぎ捨て、揃えることもなくそのまま座敷に上がってきたのだ。




-え?靴、揃えないの・・?

多分、僕の家は躾が厳しかった方に入ると思う。けれども、“脱いだ靴を揃える”くらいはどの家庭でも習うことだろう。

呆気に取られ、脱ぎ捨てられた靴をまじまじと見つめてしまった。しかし佳菜子は何も気にしておらず、むしろ違うことを気にしている。

「あの、実はペディキュアが剥げていまして・・・」

「ん?ペディキュア??」

足を見ると、たしかに足のネイルが少しだけ剥げているようにも見え、言われてみれば気になってきたが、そこが問題ではない。

-そっちよりも、靴を揃えるとかの方を気にしようよ。

そう思いながらも、今日は初デートだ。しかもこんな小言、小姑じゃあるまいし目くじらを立てるほどのことではないのかもしれない。

「はは、そんな細かい所見てないから、大丈夫だよ。それより、ここ本当に美味しいから楽しみにしてて」

こうして、僕は気持ちを切り替えることにした。

「ご兄弟はいらっしゃるんですか?」
「姉がいるよ。もう結婚して子供もいるけど。佳菜子ちゃんは?」
「私も姉がいます!お互い末っ子ですね。末っ子って、要領がいいタイプが多いんですよね〜」

そんな会話をしているうちについ盛り上がってしまったようで、店の人から声のボリュームを落とすようにと注意されてしまったほどだった。

「あ〜楽しかった!」

デートが終わり、外に出ると佳菜子はハイテンションだ。

「本当に楽しかったね。また食事、行こうよ」
「はい、もちろんです!」

こうして、僕たちはもう一回デートをすることになった。

けれども、僕はそのデートの最中から、段々と気になり始めたことがあったのだ。


伸之がデート中に気になり始めた、佳菜子の性格とは?


解説2:デート中、色々と垣間見られる“ガサツさ”。


二回目のデートは、青山にある『いち太』にした。

本物にこだわりぬいた内装が心地よく、また丁寧に一品一品作られる料理は、いつ来ても美味しい。

そして佳菜子は今日も可愛いのだが、前回気になっていた点が、更に目につくようになってしまった。

「佳菜子ちゃんって、日本酒飲めるんだっけ?」
「はい!大好きです」

-こ、声が大きい・・・

想像以上の声の大きさに、思わず、キョロキョロと店内を見渡す。

ここは青山にある、素敵なカウンター和食屋さんだ。他のお客さんもいるし、もう少しだけ声のボリュームを落とすなどの気遣いがあると、とても嬉しい。

僕は、運ばれてきた鮎の塩焼きを見つめながら考える。




「そう言えば、佳菜子ちゃんの好きなタイプってどういう人なの?」
「私ですか?そうだなぁ、男らしくて優しい人ですかね。伸之さんは?」
「それが最近よく分からなくて。強いて言うなら、優しい人かなぁ」

そんな、お互いのタイプの話をしている時だった。

「優しい人・・・。見た目とかでタイプはないんですか?」
「どちらかというと、華奢で清楚な感じの子が好きかも。あと一緒にいて楽しい子かな」

-ガチャッ。

ふと隣を見ると、佳菜子が持とうとしていた箸を落としていた。

「どうした?佳菜子ちゃん、大丈夫?」

慌てて箸を拾う佳菜子だが、“ガチャガチャ”という効果音がぴったりなくらい、何だか動きが雑だ。

「ごめんなさい、ついうっかり手が滑ってしまって・・・あははは」

そう言って、僕の肩をバシバシと叩く佳菜子。

-佳菜子ちゃんって、可愛いし良い子なんだけど・・・

前回から、薄々気になってはいた。

しかし、2回のデートで大体見えてきた。

靴を脱ぎ捨てているのもそうだし、声が大きいとか、食べている時に妙にガチャついていたり、とにかく所作が雑なのだ。

それは、一言でいうならば“ガサツ”という言葉に置き換えられるかもしれない。

一個一個の行動が丁寧な人は、美しい。

その一方で、ガサツな女性は魅力的には見えない。人の気持ちを丁寧に汲み取るようなこともできないんだろうなぁと勝手に想像してしまう。

細かいことを気にしないような大らかな性格は良いけれど、大雑把すぎる女性はそれだけで損をしていると思う。

-残念だなぁ。

そう思いながら、僕はカウンターテーブルの美しい檜の目を静かに見つめていた。

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