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ノルウェーで養殖サケが1万トンも大量死、藻類の開花が原因

ノルウェー北部トロムセにあるサケの養殖場(2016年2月12日撮影)。(c)Elisabeth Balteskard / NTB Scanpix / AFP

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【AFP=時事】ノルウェー北部で養殖されていたサケが、藻類の開花によって推定1万トン以上死んだことが分かった。ノルウェー漁業総局(Norwegian Fisheries Directorate)が明らかにした。

 総局は21日午後、5月中旬以降に同国のヌールラン(Nordland)とトロムセ(Tromso)のフィヨルドに設置された養殖場の中で、サケ1万トン以上が死んだとみられると発表。当局は事態の収拾に努めているが、「藻類の開花はまだ終わっていない」と警告。漁業専門家らは、被害に遭う魚の数はさらに増えると指摘している。

 サケの大量死をもたらしたのは、ノルウェーの海域でよく見られる植物プランクトン、クリソクロムリナ属の藻類。この藻類は、一定の条件下で開花し、養殖用のケージ内の魚を窒息死させてしまう。 

 養殖サケの大量死で漁師たちは数百万にも上る漁獲量を失い、数億クローネ(数十億円)もの経済的損失を被ることになる。一方で、今回の大量死を受け、サケの値段は高騰。この1週間で5.7%増の65クローネ(約800円)以上に値上がりした。

 ノルウェーは、養殖サケの生産量では世界1位で、2018年の総漁獲高は130万トンにも上るが、1991年にも海藻の影響で同様の事態に陥ったことがある。

【翻訳編集】AFPBB News

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