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大坂なおみが新境地で迎える全仏、圧倒的成功を手に赤土攻略へ

全豪オープンテニス、女子シングルス決勝。試合後の記者会見に臨む大坂なおみ(2019年1月27日撮影)。(c)WILLIAM WEST / AFP

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【AFP=時事】ほんの1年前、テニス界で「最もクールな選手」と言われて恥ずかしがっていた大坂なおみ(Naomi Osaka)――。しかし今年は、世界ランキング1位で稼ぎも抜群、さらに四大大会(グランドスラム)3連勝を狙う女王という、一番ホットな選手として全仏オープンテニス(French Open 2019)の舞台に戻ってくる。

 自身初となるグランドスラムのシードを手に入れ、3回戦に進出した1年前の全仏で、大坂は「テニス界で最もクール」というメディア評に対して「最も不器用な選手」と反論した。

 しかし、その後の9月に行われた全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2018)で、大坂はセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)が突然乱れたことにも助けられ、大騒動の末にグランドスラム初制覇を果たすと、今季の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2019)ではグランドスラム連続優勝を達成し、女子テニスの新世代の顔としての地位を確固たるものにした。

 最近の活躍で、米スポーツ用品大手ナイキ(Nike)からは年間1000万ドル(約11億円)とも言われる契約が舞い込んだ。また米国を完全な拠点とし、日本語はたどたどしいにもかかわらず、航空会社や自動車メーカー、食品会社、化粧品会社など、日本企業からも後援の話が殺到。控えめな性格と軽妙な記者会見は日本メディアに大人気で、「なおみ節」はネットの検索上位に食い込んだ。生涯獲得賞金も一気に1100万ドル(約12億円)を突破している。

 2020年の東京五輪では大会の主役の一人として注目を浴びることが予想されるが、今の大坂は露出増にも十分に耐えられる知名度を備えている。大坂の姉で、同じくプロテニス選手として活動する大坂まり(Mari Osaka)もその躍進ぶりを「一言で言い表すなら、信じられない」「すごく自慢の妹」と話している。

 まりにとっては、自分の方が強かった幼少期とは隔世の感があるようだ。当時から大坂には光るものがあったが、才能はまだはっきり表に出てきてはいなかった。まりは「なおみは練習を早く終わらせたくて、時々わざと勝負を投げることがあったと思う」「だから急に頑張り始めたときにはムカっときた」と話している。

 大坂の2019年の成績は、安定はしているが飛びぬけたものではない。全豪以外のタイトルはまだなく、クレーコートシーズンに入ってからは負傷に悩まされている。ポルシェ・テニス・グランプリ(Porsche Tennis Grand Prix 2019)は腹筋、前週のイタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2019)は手をそれぞれ痛めて棄権した。

 それでも、大坂はさほど気にしていない。グランドスラムについては「自分にとって遊び場のようなもの。すごく楽しめている」と話している。

 また、パワー型の選手はこれまで球足の速いコートが得意と言われてきたが、そうした選手のクレーへの適応も進んでいる。大坂も「個人的には、もうクレーへの苦手意識はないと思っている。ときどき崩れるだけで、それをコントロールできればうまくやれるはず」と話している。

【翻訳編集】AFPBB News

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