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あなたの「ツライ…」は“うつ”じゃないかも。「チョー敏感体質(HSP)」でもラクに生きる方法

『HSPとうつ 自己肯定感を取り戻す方法』(高田明和/廣済堂出版)

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 大型連休が終わってしばらく経ったものの、「働く気が起きないな〜」と感じる人は少なくないだろう。それが「全てにおいてやる気が起きない」「そんなことを考える自分はダメな人間だ」「つらい」「苦しい」…という深刻な気持ちになってくると“うつ”を疑うようになるかもしれない。しかしあなたが“うつ”と思っている症状は、もしかしたら“HSP”の症状のひとつかもしれない。

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『HSPとうつ 自己肯定感を取り戻す方法』(高田明和/廣済堂出版)は、うつとHSPの違いをわかりやすく説明し、さらにその症状を踏まえたうえで自己肯定感を取り戻す方法を記した1冊だ。HSP(Highly Sensitive Person:過敏性症候群)は、一言でいえば「チョー敏感な人」。人の言動、音や光、色に対して敏感に反応してしまうため、驚きやすく、びくびくしてしまいがち。神経の昂りを身体が“不安”や“恐怖”と捉えてしまうのだ。HSPは身近なものでもあり、世界ではおよそ5人に1人がHSPだという。

■「うつ」と混同されやすい「HSP」、その違いは?

 HSPとうつは、自己肯定感が低くなりがちという点で共通点が多いため混同されやすく、HSPなのにうつ病と診断されることも多いという。HSPとうつ傾向の人に共通するのは不安、心配、恐怖といった感情だ。では“違い”は何だろうか? 本書はそれぞれについて「他人に振り回されるHSP、自分に振り回されるうつ」と表現する。

 HSPは子どもの頃からHSPの傾向を持っているという。自分より他人を優先するので、振り回されてしまう。他人の気持ちやその場の空気をすばやく察知するので、他人に流されやすくなる。一方で、うつ傾向の場合は「うつ症状が現れる前は違う自分だった」と感じる人が多い。自分の思い込みに振り回され、まわりに興味を持てなくなるのが特徴だ。

 他に、「HSPは鮮やかな色彩が苦手だが、うつ傾向の人には世界は灰色に見える」という違いもあるという。また、HSPはあふれる感情が豊かすぎて苦しくなるが、うつ傾向のときには感情がストップしてしまうという。本書には、自分がどちらの傾向が強いのかセルフチェックできるコーナーもあるので、気になる方は試してみるといいだろう。

■「うつ」と「HSP」のつらさを解決するヒントは?

 うつもHSPも、「自分に自信が持てず人間関係で苦労してしまう」という傾向がある。本書によれば、その苦しみを解決するキーとなるのは「自己肯定感」だという。

 自己肯定感を育てるには、自分にとって気持ちいいと感じることをすることだ。そのときには、「料理くらいしなくては」「片付けできないとダメだ」といった世間一般の声はシャットアウトしてしまおう。「これをやってどうなるんだろう」「やっていいんだろうか」などとは深く考えず、理由など考えずに好きなことをやっていた子ども時代を思い出そう。

 本書によれば、うつの人やHSPの人には「繊細さ」「直感力」「ひらめき」といった優れた部分が多くあるという。「つらさを人一倍感じてきたぶん、喜びやうれしさも人一倍感じてきた」と思えるようになれば理想的だろう。本書の知識は、自分自身にとって役立つだけでなく、「やる気がなくて困っている」「最近なんだかつらい」と悩んでいるまわりの人を救ってあげることにも繋がりそうだ。

文=ジョセート

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