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社会人1年生に伝えたい「合コンは最高の営業トレーニング」 仕事も遊びも本気でやろう

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伸びる新入社員、伸びない新入社員はどこが違うのか? 悩める社会人1年生に熱く語りかけるのは、創業わずか6年で50億円を超える売上を誇る「横濱コーポレーション」の代表で、著書『社会人1年目の教科書』もある菅沼勇基氏だ。「合コンは最高の営業のトレーニング」と断言する菅沼氏。その真意とは一体? 若手時代の経験談をまじえて語ってもらった。

合コンは「息抜き」ではない

私は「プライベートでも仕事のことを考えながら過ごしなさい」と言っているわけではありません。プライベートで発揮される能力は仕事にも活かせると言いたいのです。

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プライベートでモテる人は、多くの場合、いい仕事ができます。だから、率先して異性との飲み会(合コン)もやりなさい、と言いたいところです。なぜなら、合コンは最高の営業のトレーニングになるからです。

たとえば、自分と友人あるいは同僚とで合コンをしようとします。

最初に相手を決める、次に場所を決める、そこに予約を入れる。そして二次会の予約も入れておくという作業が発生します。

相手を選ぶときには、結婚相手を探すのか、まずは恋愛の対象を探すのかによっても違うでしょう。結果が出やすそうな相手を選ぶのか、それともちょっと無理めな路線でもがんばってみるか……など、考えることはいろいろあります。

これらすべてに、営業の要素が詰まっているのです。

たとえば、男性の場合で考えてみましょう。まず、相手に応じて場所を決めなければいけません。「このタイプの女の子なら、こんな料理がいいな」など、いろいろあるでしょう。

「食べ放題や飲み放題をつけるのがいいのか」「座敷のあるような昔の飲み屋みたいなほうが打ち解けやすいかな」と、検討すべきことは山ほどあります。

1次会から2次会への動線も、近すぎず、遠すぎず、人が多すぎもせず、殺風景でもない場所を通って行きたいものですよね。

お目当ての子がいれば、LINEのIDなどを交換しやすいように、席はどこに座ったらいいかも考えるでしょう。それをいつ聞けばいいか、タイミングも計らなければなりません。

これらはすべて、お客さんとの交渉事とまったく同じです。遊びながら仕事のトレーニングをしているようなものなのです。

男性と女性が4対4の合コンを毎週セッティングしようとすると、月に一度、順番が回ってくることになります。仕事をしながら月に一度、合コンのすべてをセッティングするのはなかなか大変です。でも、そもそも自分の楽しみのためなのだから、できるはずです。

合コンを週に2回やろうとすると、もっと大変です。1年を52週とすると、金曜・土曜で104日。年末年始など時期的に難しい期間を除いても90日ぐらいあります。

ちなみに私はサラリーマンだった3年間のうちの最初の2年間は、その1年90日のうち、50日ぐらいは合コンに費やしていました。

それくらいこなしていると、トークが洗練されてきます。いつも一緒にやっている合コン仲間とだと、トークでもチームプレーができるようになっていきます。まさに商談です。

営業スキルを磨くチャンスだ

1次会だけでお開きになるときもあります。そんなときでも、LINEのIDだけは交換しておくようにするのです。後日「今度また飲み会やろうよ」と顔の広そうな子を誘うためです。

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すると、その子はまた同じメンバーではなくて、新しい子を2人ぐらい連れてきてくれます。

そうやって「枝分かれ」させて、人脈が枯渇しないようにするのです。

これはもう営業の常套手段と同じです。営業では、「見込み客をいかにたくさん持っているか」が重要ですから、契約は難しいなと思ったお客さんでも、「どなたか紹介していただけませんか」と言って見込み客を広げていくことはできます。

それだけ人脈が広がっていくと、機が熟せば買ってくれるであろうお客さんも出てきます。恋愛でも「あの子とそろそろ付き合えるかな」とか、さじ加減がわかってきます。

また、合コンでは「お金の感覚」も磨かれます。金曜・土曜と合コンをして、気に入った子と日曜にデートするとしましょう。

合コンで1回に2軒行って、その都度、女の子におごったりしていると、8000円ぐらいはかかります。これが2日あるわけですから、毎週末、1万6000から2万円近くかかることになります。

バカ正直に払っていたら、さすがにお金が続かないので、いろいろと「策略」を考えたりもしました。たとえば、1人3000円しかかかっていないところで、「男1万円で、女の子は3000円ね」と言うのです。

すると、女の子はおごってもらったと思うことができるし、こちらは女の子に払ってもらいつつ、おごってあげたという印象を与えることができるのです(少しセコい戦略かもしれませんが……)。

お金が本当にない場合は、先輩を連れて合コンをセッティングしてあげて、先輩に出してもらっていました。それでも先輩は喜んでくれるので、重宝されます。「おまえ、なかなかやるな」という評価になって、仕事でもかわいがられるようになるのです。

ここまでできるようになったら、仕事もよくできる人になっているはずです。

このように、合コンでは、さまざまな面で営業スキルが磨かれるのです。

遊ぶときは本気で遊ぼう

先ほどの話とも少し関係しますが、サラリーマン時代は、あらゆる手練手管を使って、どうやって合コンに間に合うようにするか画策してもいました。

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当時は夜9時、10時まで仕事をするのがザラでしたから、夕方6時、7時の合コンのスタートに間に合わせるのは大変でした。デスクのビジネスチェアに上着をかけておき、パソコンを立ち上げた状態のまま、「ちょっと席を外していますよ」という演出をして合コンに繰り出したこともありました。

金曜の夕方、上司に声をかけるタイミングも考えていました。

たとえば、午後4時ごろ、「ちょっと相談がありまして」と上司に声をかけます。そうすると、上司も金曜は早く帰ろうとしますから、「今日はもう忙しいから月曜日でいいよ」と言ってくれるのです。

ここでは上司がまとっている「空気」を鋭く読み取らねばなりません。早く帰りたいと思っていない上司もいて、下手をすると、「相談したい? どれどれ」と言って延々と教えてくれたりします。だから、この方法はある種の賭けなのです。

定時が午後5時40分で、合コン開始が6時半だとします。「これ、いまできたんですけれど、どうですか」と持って行っても、「これはこうやって、ここをこう直して、また持って来い」とやられてしまうと、合コンに到底間に合いません。

そういうときは、昼間から「今日、課長は早く帰られますか?」などと周りの人に聞いておくのです。すると、「娘さんのお迎えがあって、早く帰るはずだよ」といった情報が出てくる。

すると、夕方に声をかけたときに「いいよ。今日は金曜日だから、月曜日で」という言質を引き出せるわけです。こういうことを続けていくと、どのタイミングで行くと相手の機嫌がいいかもわかってきます。

また、こういうテクニックも使っていました。前述のように金曜日の定時5時40分で上司が帰ろうとするときに、「ちょっと教えてもらっていいですか」と相談に行きます。

「え、いま? もう帰るんだよ」と言われても「ちょっとすいません。駅まで一緒に行きますから、お願いします」と言って、上司と一緒にオフィスを出ます。

そうすると、「ここ、わかった? それ、やっておけよ。いいな?」とポイントを教えてくれるので、それをメモしなら一緒に駅まで歩きます。周囲の人は、私が上司に仕事を教えてもらっているとしか思いません。

私はそのまま駅まで上司と一緒に行き、「いまから戻って書類つくってきます!」と言って上司と別れます。しかし、実はそこでオフィスには帰りません。そのまま合コン会場に直行です。これで合コンに滑り込みセーフだったことが何度かありました。

こんなことができる要領のいい社員だったら、どこでも必要とされるはずです。遊びも本気でやれば、仕事のトレーニングになります。遊ぶなら、本気で遊ぶことです。

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