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仕事で失敗、どうしたら明るくなれるか? みやぞんの答えがすごかった――てれびのスキマ「テレビ健康診断」

 売れる前に不安はなかったかと『ボクらの時代』(フジテレビ)で尋ねられたANZEN漫才・みやぞんは「僕、不安ないんですよ」と即答して続けた。


ANZEN漫才・みやぞん ©文藝春秋

「30歳で売れるって思ってたし。(20代の頃は)今、頑張ったって無理だよ。30歳からだって。絶対売れるとしか思ってなかったですね。テレビに出てない自分が想像できなかった」

 驚くほど、ポジティブ。そんなみやぞんを「講師」として招いた番組が『芸人先生』(Eテレ)だ。毎回、一組の芸人を招き、様々な会社で自らの芸人人生の中から得た処世術や思考法などを講義していく番組。ANZEN漫才の2人は大手観光バス会社に招かれ、バスガイドや整備士などの若手から中堅社員を前に「愛され社員になる超プラス思考」講座を行った。

 冒頭でみやぞんは「賛否両論あると思いますけど、だいたい飲み込んでいただければ。雰囲気ものですから、我々」と保険をかけるが、営業コンサルタントの先生が「みんなやったほうがいい」「とても頭のいい人のコミュニケーションスキル」と絶賛するものだった。

 まずみやぞんは、社員の悩みを聞き、それに答えていく。最初の悩みは、仕事で失敗したときに落ち込んでしまうが、どうしたら明るくなれるか、というもの。それに対してみやぞんは一言で返す。

みやぞんが返した一言とは?

「落ち込んで喜ぶ人は周りにいますかね?」

 だったら自ずと答えは出ますよね、とでも言いたげな笑顔で「そういうことです」とズバッと解決していく。この調子でいくつか悩みに答えていった後、今度は自分の経験談から話し始める。とある滝でのロケでのこと。現地にたどり着くまでなんと11日もかかった。しかも、そこから、滝まで行くのに8000段の階段があったのだ。そんなときも、みやぞんは「ツラい」とは決して言わない。ネガティブな状態でもポジティブな言葉を口に出す。そうすると、それが本当になって自然とポジティブな状態になると言うのだ。たとえば、週末に上司から大量の仕事を頼まれたとしたらどうか。みやぞんも「ふざけるな」とまず思うという。「安心してください。皆さんと一緒です。最初に思うのはふざけるなと。最初にこれ、大切。じゃないと逆にストレス溜まる。まぁでも、働けるだけ幸せかなぁ、なんて、ちょこっと思えるだけでもう成功です」と。「天然」というみやぞんのイメージが一新される。

 みやぞんは、マネージャーから本来はネガティブな人間だと指摘されるそうだ。だからこそ、ポジティブに考えようとしているのだという。気楽に生きるために「100年後はないからどうでもいい」と言うみやぞん。そんな諦観が彼のプラス思考を支えているのだ。

INFORMATION

『芸人先生』
NHK Eテレ 月 22:50〜23:15
https://www4.nhk.or.jp/geisen/

(てれびのスキマ/週刊文春 2019年5月23日号)

原文リンク

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