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仏大西洋沿岸でイルカの死骸が急増、数か月で約1200頭

フランス西部の海辺に打ち上げられたイルカ(2017年7月27日撮影、資料写真)。(c) LOIC VENANCE / AFP

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【AFP=時事】フランスの海洋観測機関「ぺラジ観測所(Pelagis Observatory)」は25日、同国大西洋沿岸に打ち上げられたイルカの死骸が過去数か月間で記録的な数に上っていると明らかにした。その多くに漁網に捕らえられた痕跡があったという。

 ペラジ観測所の生物学者であるオリビエ・バンキャネット(Olivier Van Canneyt)氏はAFPに対し「ビスケー湾(Bay of Biscay)沿岸で約1200頭のイルカ(の死骸)を発見した」と語った。その9割以上がマイルカだったという。

 イルカの死骸は2017年以降毎年増加しており、この地域からイルカがいなくなる可能性があると同観測所は警鐘を鳴らしている。

 海洋哺乳類・鳥類の専門家であるバンキャネット氏によると、2月半ばと3月半ばに死骸の数が急増しており、この時期に低気圧の影響で海流が強かったことと関連している。

 同観測所によると、検視が行われたイルカのおよそ85%に偶発的に捕獲された痕跡があった。また、沿岸まで到達しなかったイルカの死骸の数は最大で3倍近くになるとみられるという。

 この海域は特に冬季に、スズキやタラ科の魚を追ってきたイルカやネズミイルカが、漁船が仕掛けた網に掛かり窒息死することがあるという。

 同観測所は音響信号発振器「ピンガー」を使ってイルカに人間の存在を知らせる取り組みをしているが、今年に入って海岸に打ち上げられるイルカの数は増えている。

 フランスのフランソワ・ドルジ(Francois de Rugy)環境相は3月、このようなイルカの死を食い止めるための計画を「年内に」発表すると表明した。

【翻訳編集】AFPBB News

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