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セクハラ告発の女子学生焼死、約3万校に「性暴力防止委」設置へ バングラ

バングラデシュのダッカで、ヌスラット・ジャハン・ラフィさんの殺害事件を受けて「人間の鎖」をつくって性暴力に抗議する人々(2019年4月21日撮影)。(c)MUNIR UZ ZAMAN / AFP

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【AFP=時事】校長のセクシュアルハラスメント(性的嫌がらせ)を警察に通報した女子学生が火を付けられ死亡する事件が起きたバングラデシュで、政府は21日、国内の学校約2万7000校に性暴力の防止に取り組む委員会を設置するよう指示した。事件を受けて国内では激しい抗議の声が上がり、警察の対応にも注目が集まっている。

 首都ダッカ南方のフェニ(Feni)にあるイスラム神学校に通っていたヌスラット・ジャハン・ラフィ(Nusrat Jahan Rafi)さん(19)は今月10日、全身に大やけどを負って病院で死亡した。ラフィさんの襲撃に関与したとして、セクハラを告発された校長を含む20人が逮捕されている。

 容疑者の一人は、襲撃と殺害を指示したのは校長だと供述しているという。

 警察によると、ラフィさんは学校の屋上に呼び出され、警察に提出した被害届けを撤回するよう集団から脅迫された。拒否すると、襲撃犯らはラフィさんに灯油をかけ、火を付けたとされる。

 また、ラフィさんが先月末に校長のセクハラを警察に訴えた際、被害届けを受理した地元の警察署長が「大したことではない」と発言した動画が出回っている。

 ダッカでは21日、ラフィさん殺害犯に「他への戒めとなるような刑罰」を与えるよう要求する抗議デモが11日目に突入。抗議は全国各地にも広がっている。

 こうした中、バングラデシュ政府は国内の学校と高等教育機関2万7000校以上に対し、委員5人で構成される性暴力防止委員会の設置を命じた。教育省中等・高等教育局のシャヒドゥル・カビル・チョードリー(Shahedul Khabir Chowdhury)局長の説明によると、委員会は「女性教員らが中心となり、セクハラ対策を講じるとともに、あらゆる告発を取り上げる」という。

 チョードリー氏はAFPに対し、委員会は2009年の高裁命令により制定された職場や学校、路上での女性・子どもに対するセクハラ防止の指針に基づき設置されると説明した。

 

 NGO「みんなのための財団(MJF)」によれば、バングラデシュでは18歳未満の子どもがレイプ被害に遭う事件が、今月2日以降に少なくとも39件発生しているほか、セクハラ被害を8人が訴えている。

【翻訳編集】AFPBB News

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