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ピザが南の島で独自進化して夜市の王となった「ザンジバル・ピザ」



日本のラーメンやカレーのように、ある国の伝統的な食べ物が別の文化に触れて独自の進化を遂げることは多々あります。アフリカ東海岸のインド洋上にあるザンジバルでは、イタリア発祥のピザが独自の進化を遂げ、「ザンジバル・ピザ」という形で人気を集めています。

How Zanzibar Pizza Is a Different Kind of Slice - YouTube

鉄板の上でジュージューと焼かれるお好み焼きのような物体。



薄くのばした生地の上に材料がのっけられていき……



くるっとひっくり返すとおいしそうな焼き目がついています。パンケーキのような、お好み焼きのような、台湾のネギ餅のようなこの物体は、実はピザ。



ザンジバルではイタリア発祥のピザが独自進化を遂げました。



イタリアン・ピザに対して「ザンジバル・ピザ」と呼ばれるものを作っているのは、Muhamedi Magingoさん。



ザンジバル・ピザのメニューには「バナナ・ヌテラ」「マンゴー・バナナ」「ピーナツバター・バナナ」といったお菓子のようなもののほか、「チキン・モッツァレラ」「ビーフ・ピザ」「ソーセージ・ビーフ」「チーズ・トマト」といったおかず系メニューが並んでいます。



このようなザンジバル・ピザが生まれたのは、ザンジバルという土地で得られる材料が限られていたためとのこと。



「私が有名なのは、最高のピザを作れるというのもありますが、笑顔がいいからというのもあります」と語るMagingoさんは、自分のことを「ピザの王であり、料理長・ピザ長」と呼びます。



Magingoさんが10年以上もお店を構えているのは、Forodhani Garden Night Market。



Magingoさんはここで20種類以上のピザを焼いているそうです。



毎朝、Magingoさんは地元の市場で新鮮な材料を調達します。





そして夜になると、ニンジン・玉ネギ・青唐辛子・トマトといった野菜をどんどんみじん切りにしていき、それらを混ぜ合わせます。



鉄板の上に生地を広げ、みじん切りにした野菜やマヨネーズ、チーズなどを載せて……



時には卵を落としたり……



肉とスパイスを混ぜ合わせたりすることも。



そして具材を包むように、生地の端っこを丸めていきます。



もちろん、生地もMagingoさんの手作り。生地はピザ生地ではなく、チャパティの生地で、無発酵のものだそうです。



水と小麦粉を混ぜたものを練っている様子。



これを小さなボール状にしていき……



大きめに伸ばしたチャパティの上に、小さめに伸ばした生地を載せます。この形にすることで強度があがり、鉄板まで運びやすくなるそうです。



じゅわ〜と焼かれていくザンジバル・ピザ。



カットはちゃんとピザカッターで行われます。



「ザンジバル・ピザは世界一です」とMagingoさんは語りました。

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