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3000万円を貯めた人って、どんな人? 年収500万でも貯められる

3000万円を貯めた人って、どんな人? 年収500万でも貯められる

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 人生100年時代の到来とともに飛び交う「老後資金は3000万円説」。その数字を耳にするたび「絶対無理!」と頭を抱える人も少なくないはず。だが、投資で大儲けしたわけでもなく、親が富裕層なわけでもなく、普通の年収ですでに3000万円を貯蓄した猛者たちがいる。彼らはどのようにして老後の安心を手に入れたのか!?

◆普通の会社員で貯蓄3000万円の肖像

 超高齢化社会で囁かれる「老後資金3000万円説」。だが、3月発表の「30代・40代の金銭感覚についての意識調査」(SMBCコンシューマーファイナンス)では、4人に1人が「貯金ゼロ」という結果に。特に40代の貯蓄の減少はすさまじく、前年316万円から120万円ダウンの196万円。こんな状態で定年までに3000万円をどうやって貯めればいいのか?

 そこで50代前半までに3000万円の老後資金を確保した普通の会社員(個人年収500万円以下、世帯年収700万円以下)にアンケートを実施した。まずQ1の「3000万円貯めるまでの年数」では、既婚よりも独身のほうが期間は短かったが、それでも最多は両者「20年以上」。

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Q1 3000万円貯めるのにかかった年数は?

●既婚
5〜9年 2人
10〜14年 12人
15〜19年 8人
20〜24年 28人

●独身
5〜9年 6人
10〜14年 11人
15〜19年 16人
20〜24年 17人

※個人年収500万円以下(世帯の場合は妻の年収200万円以下=世帯年収700万円以下)の30代後半〜50代前半の男性。既婚50人、独身50人(以下、同)
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 この結果を家計再生コンサルタントの横山光昭氏はこう分析する。

「貯蓄でもっとも大切なのは『ペースを守ること』です。貯められる人は、『今月は余裕があったから15万円貯金して、翌月は出費が多いから貯金しない』という波をつくりません。毎月決まった貯金額を、天引きのように最初からないものとして生活している。それこそ初任給からコツコツ貯め続け、貯蓄が習慣化しているのです。逆に、急激に生活を切り詰めて貯めようとすると、どこかで破綻してしまいます」

 気ばかり焦って無謀な貯蓄に励めば、三日坊主で終わるのが関の山。まずは持続可能なペースづくりが土台となる。

◆「貯まらない人」は年収1000万円でも無理

 次にQ2の「貯蓄に目覚めたきっかけ」の結果を受けて、横山氏は「お金に対する価値観こそ『貯まる人』と『貯まらない人』の決定的な差」だと指摘する。

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Q2 貯蓄に目覚めたきっかけは何ですか?(複数回答可)

・自分の老後や家族への責任を感じたから
…既婚32人 独身28人
・通帳に貯まっていく残高を見るのが嬉しかったから
…既婚20人 独身15人
・無駄なお金を使うことに嫌悪感を抱くようになったから
…既婚18人 独身12人
・日本の悲観的な未来に不安になったから
…既婚15人 独身20人
・大病や大けがなど、いつまで働けるか不安になったから
…既婚12人 独身8人
・老後資金を貯めてセミリタイアしたかったから
…既婚10人 独身30人

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「私の事務所に相談にくる方々を見ても、『貯まる人』は年収が低くても貯まるし、『貯まらない人』は年収1000万円あっても貯まらない。中間は薄く、両極端なイメージです。つまり、“貯蓄への意識の有無”のほうが年収の多寡よりも重要。既婚1位の『家族への責任』や3位の『無駄な出費への嫌悪感』、独身1位の『セミリタイア願望』など、貯蓄に駆り立てる強烈なモチベーションが必要です」

 現時点で貯金できていない人は、金銭感覚をリセットするくらい劇的な変化を遂げなければ、いくら収入を増やしても無駄だと横山氏。

「『パーキンソンの法則』といって、貯蓄体質が身についていない人は、収入が増えるほど支出も増えてしまい、結局貯蓄できません。特に『3000万円貯める』クラスの大きな目標になると、“節約が楽しい”と思えるほどに生まれ変わらないと厳しいでしょうね」
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