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トイレで病気に感染する意外なきっかけ。やってはいけない掃除方法とは

トイレで病気に感染する意外なきっかけ。やってはいけない掃除方法とは
 これまで4回に渡りお届けしてきた、日本ヘルスケアクリーニング協会代表理事で『図解 健康になりたければ家の掃除を変えなさい』(扶桑社)の著者・松本忠男さんによる“正しい掃除術”。

 前回はキッチン掃除編として、食中毒を起こさないための殺菌や除菌などを中心にお話を伺いました。今回は「トイレ」の掃除についてお聞きしてみたいと思います。

◆トイレは二次的な感染がもっとも多い場所

――トイレ掃除で気を付けたほうがいいのはどのような点でしょうか?

松本忠男さん(以下、松本)「トイレは体の中の菌やウイルスなどの病原体が排出される場所なので、その病原体が体内に入らないように気を付けなければなりません。よく、真剣に掃除するあまり、便器に顔を近づけて磨いている人がいますが、病原体を含んだ粒子を浴びたり吸ったりする可能性が高まるので危険ですよ」

――顔を近づける以外にも気を付けることはありますか?

松本「掃除のあとはしっかり手を洗うことです。トイレは病原体が着いた手でいろいろな所に触る機会が多いので、広がった病原体に触れて感染してしまう”二次的な感染”がもっとも多い場所です。そのため、掃除のあとはもちろん、普段の使用後もしっかりと手を洗わなければなりません。水洗レバーやペーパーホルダーなど、手で触れる頻度の高いところは特に注意が必要です」

――普段の使用時などに、便座からおしりを介して感染することはないのでしょうか?

松本「便座に着いた病原体がおしりから体内に入ることは考えにくいです。不特定多数の人が使用する公衆トイレなどでは、便座を消毒してから座る人も多いですが、あれは気持ち的な問題ですね。もし便座に付着した病原体に感染するとしたら、便座や座ったあとのおしりに触れた手で口元などを触った場合でしょう」

――ウォシュレットはどうでしょうか?

松本「ウォシュレットのノズルはものすごく汚染されているので、そこから出る水も当然汚染されています。ただ、便座の病原体と同じく、おしりから感染することは考えにくいです。感染の可能性としては、ウォシュレットのスイッチの方が高いと思いますよ」

◆トイレブラシは病原体が増殖している可能性大!

――トイレブラシでの掃除は、「ブラシに着いた病原体を便器にこすりつけているだけ」という噂があるのですが、実際はどうなのでしょうか?

松本「ブラシの消毒をしていないなら、前回の掃除で着いた菌や汚れが残ったままのブラシで掃除をすることになるので、あり得る話でしょう。そもそも、使い終わったブラシを汚れたまま放置していることが問題ですが……」

――ドキっ! それはなぜでしょうか?

松本「汚れたブラシを濡れたままケースにしまうと、汚れや湿気など菌にとって最高な条件が揃ってしまい、急激に増殖してしまうからです。その菌が次の掃除で飛び散ったり、浴びたりする可能性が高くなってしまいますよ」

――なるほど。では、使い捨てタイプのブラシなら安全ですか?

松本「ブラシ部分の汚れに関してはいいと思います。でも、便器の底の方を掃除するとき柄(え)の部分が溜水に浸かりますよね。例え柄が水に触れないように気を付けたとしても、跳ね返った水がつく可能性もあります。柄は使い捨てではないので、結局、柄は汚染されたまま置いておくことになってしまうんですよね……」

――掃除のたびにブラシを消毒するのも大変です。何かいい方法はありますか?

松本「私は、ブラシにビニール袋をかぶせて掃除をしていますよ。そうすればブラシは汚れませんし、掃除のあとはビニール袋をひっくり返して捨てるだけ。掃除中、ブラシの毛で水が跳ねるリスクを抑えられるというメリットもあります。あとは、アルミホイルでブラシを自作するのもおすすめです」
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