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人間国宝級の陶芸家が死去 「竹南蛇窯」創業者/台湾

林添福さん(右)と息子の瑞華さん=フェイスブックから

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(苗栗 22日 中央社)北部・苗栗県で伝統陶芸を受け継ぐ「竹南蛇窯」を創業した人間国宝級の陶芸家、林添福さんが20日夜、同県にある自宅で死去した。94歳。

13歳で陶芸の道を志した林さんは、そのキャリアから「台湾伝統陶芸界の生き字引」とも呼ばれる。薪を使って高温で焼き上げる「柴焼」の研鑽に生涯を捧げ、2016年には伝統工芸の伝承に貢献した人を表彰する「国家工芸成就賞」を受賞した。

林さんは1972年に竹南蛇窯を創業。蛇窯とは細長く延びた奥行きの深い伝統的な窯のことで、約3000個のれんがで築かれた竹南蛇窯の奥行きは23メートルに及ぶ。保存状態が良く、今も現役で使用されている蛇窯としては県内唯一で、2002年に同県の歴史的建造物に指定された。

息子の林瑞華さんによると、林さんはここ数年病気がちで、入退院を繰り返していたという。竹南蛇窯は当面の間休業すると発表している。

(管瑞平/編集:塚越西穂)

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