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斎藤佑樹、栗山監督の新起用法「オープナー」では稼げぬ可能性

 3月18日、東京ドームでおこなわれた「MLB日本開幕戦」のプレシーズンゲームに、日本ハムファイターズの斎藤佑樹投手が登板した。斎藤はオークランド・アスレチックス相手にソロ本塁打を浴びて、2回1失点だった。

 だが、スポーツ紙や野球ファンからの今季の斎藤の評価は良好と言っていいだろう。

 登板翌日の日刊スポーツでは、「佑やっちゃう!? 『ショート・スターター』」の見出しとともに「抜群の制球で試合序盤への対応力を示している」と評されていた。

 ネット上でも「斎藤佑樹がこの調子ならオープナーあるか」「斎藤佑樹、オープナーいけるんじゃね」「斎藤佑樹ってオープナーに最適な投手だと思う」などの声があがっている。

 しかし、斎藤に対して口にされる「ショート・スターター」や「オープナー」という言葉にはあまり聞きなじみがない。これについて、スポーツライターが解説する。

「一般的には『オープナー』と呼ばれ、昨季、メジャーリーグのタンパベイ・レイズが導入した作戦のことです。ふだんはリリーフを務めるピッチャーが初回から登板し、試合の序盤を整えて2回からの『先発投手』につなぐことを目的にしています。

 レイズは昨季開幕前に苦戦を予想されましたが、この作戦で90勝72敗の好成績を残しました」

 日本ハムの栗山英樹監督は今季のオープン戦で斎藤佑樹を4度先発させているが、これまでの最長は3イニング。先発投手としてのテストには物足りないが、それには「オープナー」起用への思惑があるという。

「実際、栗山監督は、今季オリックスから移籍してきた金子弌大投手について『極端にいえば、開幕オリックス戦で3試合とも(先発を)金子とか……』と『オープナー』導入を匂わす発言をしています。

 18日の試合後にも『佑樹、ごめんなさい。本当は長く投げさせてあげないといけないけど』と語り、なんらかの『事情』があることを匂わせていました」(スポーツ紙記者)

 そうなると、斎藤の「オープナー」起用にも現実味が帯びてくる。まだ日本球界でほとんどおこなわれていない「オープナー」で活躍すれば、大谷翔平に並ぶ球史に残る選手になるかもしれない。

 しかし、メジャーリーグでは思わぬ懸念もある。前代未聞すぎることで、給与の査定問題が浮上し始めているのだ。

 サイヤング賞経験者でメジャーリーグのアリゾナ・ダイアモンドバックスに所属するザック・グレインキー投手は「オープナー」について、「賢い方法だと思う。でも、それでは選手が年俸をもらえなくなる」と批判。

 さらに米国の評論家たちも、「オープナーについて比較対象が少なすぎる。そうなるとオープナーに関わった選手たちは、普通の起用法で活躍した同じ成績の選手より下と見られ、評価額が低くなるかもしれない」と年俸調停が頻発するメジャーリーグでの影響を危惧している。

 日本でも、ロッテの松永昂大投手が、昨年12月に「そういうポジションが確立されたら、ホールドも勝ちもつかない。負けしかつかないですよね」と実際に導入された場合にどのような年俸査定がおこなわれるのかについて不安を述べていた。

 ちなみにレイズで一番最初に「オープナー」を務めるなど、73試合も登板したセルジオ・ロモ投手は、レイズと契約更新することなく、前年と同じ年俸でマーリンズと契約した。

 ただいま6年連続減俸中の斎藤佑樹。もし「オープナー」で復活したら、その後どうなる?

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