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「ネガティブな転職」は採用者に見破られている


ネガティブな気持ちのまま行動すると、何事もうまくいかないのが人間です(写真:Fast&Slow/PIXTA)

→安井さんへのキャリア相談は、こちらまでお送りください。

入社してほぼ5年経ち、ずっと会社を辞めたいと思っているのですが、辞められずにいます。
今の会社に入社したのは、大学に入学してから親の借金を肩代わりさせられたからです。
自分で払うと言ってたのに後々借金を押し付けられました。自分はしたいこと、目指していることがあり、あこがれなどではなく自分の価値観から就きたい仕事があったのに、安定とお金だけのために会社に就職するしかなく、たまたま内定をもらったので今の会社に就職して今に至ります。
その企業はブラックで、買いたくもない物を買わされたり、残業代も基本的には出ないうえ、休みも取れません。
また、業務も上の考えを押し付けられて実行することしかできず、出社が憂鬱です。会社のルールや業務のマニュアルでしか仕事ができないので、毎日、行くのが嫌で仕方がないです。嫌な顔をして仕事をしたくないし、周りに迷惑をかけたり嫌な顔を見せたくないので、この場から離れたい気持ちです。
これ以上勤めていてもなりたい自分になるための架け橋にもならないし、時間と労力を無駄にしているだけです。
転職活動をしていた時期もありましたが、3回とも面接で落とされて結局うまくいかず、それ以降は転職活動をやめました。
今いるところで一生嫌な思いで働くしかないのでしょうか。
ドラッグストア販売員 吉岡

ネガティブな気持ちは、おのずと伝わってしまう

現状に対する不満やネガティブな感情が面接時にも出てしまっているのではないでしょうか。さらにそういった心持ちが、明るい将来を切り開くための行動を阻害してしまっているように思えます。そのような状態では転職活動もうまくいくはずがありません。


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頂戴した文章を拝見するに、現状への不満を契機とした転職、つまりネガティブな転職なのでは、という印象を採用者に与えてしまっている可能性は大いにあると思います。

また、そういった状態であるがゆえに、吉岡さん自身が「できない、やらない」といった気持ちになりがちなのでしょう。

そのような内面や心情が面接時における雰囲気や言動に表われているがゆえに、採用者にいい印象を与えることができないのかもしれません。

3回面接で落とされたとのことですが、人生すべて自分の思いどおりにいくことばかりではありません。むしろうまくいかないことのほうが多いのです。

うまくいかないときにどう対処するか、どう行動するかでその後の人生が決まりますし、成長するか否かも決まります。

目指したいことがあるのであれば、成功するまであきらめずに行動してみましょう。

転職活動において、3回うまくいかなかった程度で諦めてはいけません。転職に成功している人であってもすべての会社からオファーをもらえるわけではありません。

ご自身の経験や才能、目指す方向性と採用する側である会社の要望が合致したときにはじめて採用という結果に至るわけですから、転職面接において落とされたイコール吉岡さんに才能や価値がないというわけでは決してありません。

どんなに優秀な人でも、採用する会社に「その時点で」ニーズがなければオファーは貰えません。

経験やスキルもそうですが、タイミングや、転職者と採用者の間でお互いのフィーリングが合うか否かということも非常に重要な要素です。

未来は自分の意志で変えられる

吉岡さんがいろいろと苦労されているのはわかります。わかりますが、そのような現状に引きずられたままでは何事もうまくいかないでしょう。

むしろ現状を将来を変えるためのステップやチャンスと捉え、新しい将来を切り開く覚悟で転職活動などに臨むべきです。

過去を変えることはできませんし、現状だってそう簡単に変えることはできないでしょう。一方で、将来は自分の気持ちと行動次第でいくらでも変えることができるのです。現状の延長線上だけで将来を考えてしまってはいけません。将来は自分で作っていくものです。

どのような物語になるかは、ほかの誰でもない、人生の主人公である吉岡さんご自身の決断と行動にかかっているのです。

今のところで嫌な気持ちで一生働くしかないのでしょうか、と吉岡さんは問いますが、そうであるか否かは吉岡さん次第です。

現状を変える、将来を変えることに本当に真剣になればそれが行動につながるはずです。

「たった」と言っては失礼かもしれませんが、現状を本気で変えたいのであればたったの3回の転職面接における失敗でくじけている場合ではありません。

就職氷河期であった私が学生を卒業した頃は100通履歴書を送って返事が1社からあればよい程度の状態でした。

それでも諦めなければ将来は切り開けますし、諦めないことで現状を打開する策も考えつくものです。

行動なくして変化なし、です。

そして健全な、前向きな気持ちがなくては前に進むことはできません。

現状から逃げるための転職と捉えずに、将来を切り開くためのポジティブな転職であると自らに言い聞かせ、行動を継続しましょう。

そのうえで、行動した結果から日々学び、次の行動に活かしていけば一歩前に進むことができるはずです。

つらい現状を自分の「学び」に変え、道を開く

3回面接で落とされたのであれば、なぜ落とされたのかを考える。考えて次の行動に活かして一歩前に進む。

親の行動に納得いかないのであれば、反面教師として、自分の他人に対する行動への戒めとする。

現状の会社に不満があるのであれば、仕事をするうえで自分が譲れないポイントは何かを考え、転職の際に見るべきポイントとする。

そういった学びが自分を強くしていき、現状を打開する原動力となるのです。

現状に不満があるのであれば立ち止まってしまってはいけません。吉岡さんはまだ20代ですから、まだまだチャンスはあるはずです。後ろ向きにならず、ぜひ目の前にある明日に向かって歩く勇気をもっていただきたく思います。

吉岡さんが行動を通じて、輝ける将来を切り開くであろうことを応援しております。

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