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俊輔、プロ23年目の決意「なめんなよ」J1最年長40歳 尽きない情熱と向上心

磐田のMF中村俊輔

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 ◇明治安田生命J1リーグ第1節 磐田―松本(2019年2月23日 ヤマハ)

 明治安田生命J1リーグは22日に開幕する。J1最年長で迎えるプロ23年目のシーズンを前に、磐田の元日本代表MF中村俊輔(40)が復活に懸ける思いをスポニチ本紙に語った。右足首の負傷に悩まされた昨季はチーム、個人ともに不本意な成績に終わった。23日にホームで行われる松本戦はトップ下での先発が濃厚。2019年型プレースタイルも視野に“天才レフティー”の勝負の一年が、いよいよ始まる。

 中村は復活へ、静かに闘志を燃やしていた。横浜から電撃加入した17年にチームを6位にまで押し上げ、さらなる飛躍を目指した昨季。だが、ケガにも泣かされ「1年目の成績を超えようと力んだ」と自身はプロ22年目にして初の無得点に終わった。チームもプレーオフの末にようやく残留。それでも幾多の試練を乗り越えてきた中村は「逆にこういう方が楽しい。苦しみもがいているのも良い」と新シーズンへ全てをプラスに捉えている。

 万全の準備も整えた。昨年の不調の原因となったのが、黄金の左足を長年支え続ける軸足の右足首の痛み。今や「完全には治らない」と言うものの「いかに負担を減らせるか」とオフには多くの権威に助言を求めた。「患部に全く触らない先生もいたり、テーピングのやり方とかも本当にためになった」。その効果もありここまで順調そのもの。何より「そう(治療に)体が動いたということはまだやれる、やりたいという証拠」と、サッカーへの情熱を再確認できたことが大きかった。

 1月25日〜2月9日の鹿児島合宿では、柔道で史上初の五輪3連覇を成し遂げた野村忠宏氏(44)が講演。右膝十字じん帯を断裂するなど壮絶だったキャリアの晩年を赤裸々に語る野村氏の言葉に、中村も心を奪われた。「じん帯を切って再建手術して、という経験は一回もないから、まだ何とかなる」。大いに刺激を受けた。

 昨季限りで川口、楢崎、中沢、小笠原ら同世代の選手がユニホームを脱ぎ、気づけばJ1最年長。切磋琢磨(せっさたくま)した仲間の引退に「寂しい」と漏らしつつも「自分も年齢に逆らえない部分はあるけど、若手に対し“なめんなよ”という気持ちもある。ここだけは負けないというものがある」と言う。

 尽きない向上心が新たなプレースタイルを頭に描かせる。昨季まで、低い位置まで下がってボールを受けて試合を組み立てていたが、今季は「バッジオもそうだった」と往年の元イタリア代表FWのブレシア時代のプレーを参考に、「高い位置で守備をしてゲームをつくって、決定的なパスを狙う。そういう仕事が求められているし、それが実は延命につながると思う」と力を込めた。

 「3点は取りたい」。もちろん、目指すはそれ以上。決してさびつくことのないワールドクラスの技術で再び輝きを放ち、Jリーグを盛り上げる。

 ◆中村 俊輔(なかむら・しゅんすけ)1978年(昭53)6月24日生まれ、神奈川県横浜市出身の40歳。97年に桐光学園から横浜入り。02年7月にレジーナ(イタリア)移籍。05年7月に移籍したセルティック(スコットランド)では多くのタイトルを獲得。09年6月にエスパニョール(スペイン)に移籍し、10年2月に横浜復帰。17年から磐田でプレー。日本代表は98試合24得点。W杯は06年、10年に2度出場した。1メートル78、71キロ。利き足は左。

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