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フィリピンの国名を「マハルリカ」に変えたい ドゥテルテ大統領の念願はかなうのか

フィリピンのドゥテルテ大統領(写真はフィリピン大統領府のウェブサイトから)

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麻薬の売人の殺害を容認するなど過激な言動で知られるフィリピンのドゥテルテ大統領の発言が、また波紋を広げている。

フィリピンという国名を、「高貴に誕生した」という意味を持つ「マハルリカ」に変えたい、というのだ。植民地時代の名残を嫌っての発言のようだが、早くも実現性には疑問の声が出ている。

スペイン皇太子にちなんだ国名

フィリピンは1899年に独立するまで350年以上にわたってスペインの植民地で、その国名もスペインのフェリペ皇太子(後の国王、フェリペ2世)にちなんで16世紀につけられた。

テレビ局のABC-CBNなど複数のフィリピンメディアが報じたところによると、ドゥテルテ氏の発言は2019年2月11日に南部マギンダナオ州で行った演説の中で出た。フィリピンという国名について

「マゼランがフェリペ王の資金を使って発見したから(編注:実際は資金の大半を商人のアロが調達したと考えられている)、その名前がついた」

と主張。長期独裁で知られるマルコス大統領がかつて同様の主張をしていたことを念頭に、

「いつか変えたい。マルコス氏は正しかった。マルコス氏は『マハルリカ』に変えたがっていた。(フィリピンにも多くの人が住んでいる)マレー系の言葉だからだ」

などと述べた。

ただ、早くも

「憲法改正も必要で、変更点が多すぎる」(ソット上院議長)

といった実現性を疑う声も上がっている。

40年前にも議論→立ち消えに

この「マハルリカ」という名称をめぐっては、マルコス政権下の1978年にエディー・イラード元老院議員が実際に変更に向けた議案を出したが、マルコス氏が1940年代に組織したとされる抗日ゲリラ組織の名前と同じだとして批判を受けて立ち消えになった経緯がある。

もっとも、マルコス政権が倒れる直前の1986年1月にニューヨーク・タイムズが報じたところによると、米軍の第2次世界大戦後の調査で、マルコス氏が抗日ゲリラを率いていたという主張は「詐欺的」で「ばかげている」と結論付けられたという。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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