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北海道に日帰りでラーメンを食べに行くはずが大雪でとんだ目に…

北海道に日帰りでラーメンを食べに行くはずが大雪でとんだ目に…

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“讃岐うどんを食べるために香川に日帰り”とか“大阪で粉モノ食い倒れツアー”とかってプチぜいたくで楽しそうですよね。

 そんな軽いノリで冬の北海道に行ったばかりに、とんだ目にあったという人の話を聞いてみました。

 都内在住の山崎咲子さん(仮名・27歳・派遣社員)は、近所のスナックでバイトを始めて3ヶ月になります。

「行きつけのスナックのママに誘われて、週2で入るようになりました。お小遣いも欲しかったですし、お酒も好きなので一石二鳥なんですよ(笑)」

 するとある日、常連客のMさん(40代後半・既婚・不動産屋)からママに隠れて耳打ちされます。

◆日帰りで北海道へラーメンを食べに行くことに
「北海道までラーメン食べに日帰りで行かない? 飛行機ですぐだから、と誘われたんですよ。Mさんは穏やかなおじさんでしたし、インスタに“弾丸で北海道までラーメン食べにきた!”とアップしたらウケるかな?と…そんな軽い気持ちでOKしたんです」

 そして数日後、羽田空港で待ち合わせた2人は札幌へ飛び立ちました。

「北海道に着くなり味噌ラーメン食べていたら雪が降ってきてテンション爆上がりですよ! 写真を撮ってインスタにアップしまくって、みんなにうらやましがられていい気分でした」

 Mさんと蟹を食べながら昼酒をしていたらどんどん雪が積もってきて…。

◆猛吹雪で飛行機が欠航
「さすが北海道! 雪国だね〜なんてはしゃぎながら、新千歳空港に戻ってソフトクリームを食べたり、おみやげに生チョコ買ったりしていたんですよ…まさかあんな目に遭うとも知らずに」

 すると、猛吹雪になってきてしまい飛行機が欠航になってしまいました。

「遅延、遅延で何度も搭乗時間が変更になっていたので、もしやと思っていましたが…あ〜やっぱりか〜! て感じでしたね。特にMさんは奥さんに内緒で北海道まで来ていたので頭を抱えていました」

 東京に帰れなくなってしまったので仕方なくホテルを探していると、Mさんの態度がソワソワしてきて…。

◆同行者が急に“男”を出してきた!
「『せっかくのご縁だし一緒の部屋に泊まろうか?』とか言い出して、正直気持ち悪っ!と思いましたが…

『奥さんに申し訳ないし、それは出来ません。私は私でホテルを探すので大丈夫です』と優しく断ったのですが、結構しつこく食い下がってきて(笑)ドン引きでしたね〜」

 するとMさんの携帯が鳴り、少し離れたところで話していたのですが戻ってくると…。

「『ごめん、咲子ちゃん…うちの奥さんに僕達は何でもないし、ラーメン食べに来ただけだって説明してくれるかな?』って携帯を押し付けられたんですよ! 信じられます? さっきまで私と同じ部屋に泊まろうと必死だったくせに…」

 仕方がなく、奥さんに説明し始めると「人の旦那と2人きりで北海道に行くなんて非常識にも程がある」「不倫は法律違反だ」などネチネチ嫌味を言われ続けて胃が痛かったそう。

「確かに奥さんがいる人と出かけて悪かったと思いますけど…ほんの数時間で帰ってくるつもりだったし、お前の旦那になんて頼まれても手出ししねーよと腹が立ちましたね。何で私がこんな目にあわないといけないんだよって…」

◆性欲おじさんは態度を急変
 そして別々のホテルに泊まる事になると、Mさんは急に冷めた態度になり『これで適当に東京まで帰ってね』と3万円を渡すと『またお店でね〜』とタクシーに乗って行ってしまいました。

「北海道まで連れてきておいて…現地解散かよ! とあきれましたね。まぁしつこく誘われるよりマシですが…」

 翌日、吹雪は止んで飛行機は飛んでいましたが、満席でチケットがなかなか取れそうになかったので陸路で10時間近くかけて東京まで帰って来たという咲子さん。

「仕方ないので仕事は休みました。新幹線に揺られながら“何で私、こんなところに居るんだろう?”と思いながら何個も駅弁を食べて、その度にインスタにアップしながら帰りましたね…めちゃくちゃ腰が痛くなりましたし、ヘトヘトに疲れました」

 やっとの思いで東京に到着。さっそくママのところにお土産の生チョコを届けに行き、この件をチクると…。

「きっと同情してくれると思ったら『Mさんは大事なお客さんんなのに…何してくれたの!』とママに烈火のごとく怒られてしまって結局クビになってしまいました。

 あの感じだと、もしかしたらママとMさんは出来ていたのかもしれません…」

 今でも、仕事帰りにスナックの前を通る度にイラッとしてしまう咲子さんなのでした。

―冬に起きたトホホなエピソード―

<文&イラスト/鈴木詩子>

【鈴木詩子】
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。

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