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インド初の準高速鉄道、開業直後に牛と衝突 立ち往生

インドの首都ニューデリーの駅で、同国初の準高速列車「バンデバラト・エクスプレス」の開業記念式典に出席したナレンドラ・モディ首相(左から2人目、2019年2月15日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】運行が始まったばかりのインド初の準高速鉄道で16日、列車が線路内に立ち入った牛と衝突し、立ち往生した。

 インド最速をうたう準高速列車バンデバラト・エクスプレス(Vande Bharat Express)は、ナレンドラ・モディ(Narendra Modi)政権の重要政策「メーク・イン・インディア(Make in India)」の一環として建造された。15日にはモディ首相が出席して開業記念式典が行われ、ニューデリー発バラナシ(Varanasi)行きの一番列車が走ったばかりだった。

 インド鉄道(Indian Railways)によると、翌16日に同列車がニューデリーに戻る途中、牛と衝突。4両への電力供給が止まった上にブレーキ装置が故障し、立ち往生した。しかし、「無事に」ニューデリーに到着し、17日の営業運転開始には間に合った。

 インドで道路や線路に牛が立ち入るのはよくあることで、今回事故が起きた北部ウッタルプラデシュ(Uttar Pradesh)州で特に多い。モディ首相の就任後、右派与党・人民党(BJP)は、ヒンズー教徒が神聖視する牛の食肉処理目的の売買を禁止。これを受けてウッタルプラデシュ州では野良牛が急増し、危機的状況に陥っている。

 1日2300万人が鉄道を利用するインドは、英植民地時代に建設された鉄道網が老朽化しており、その改善に懸命に取り組んでいる。バンデバラト・エクスプレスはほぼ国産。最高時速は180キロで、インドで2番目に速い列車を20%上回っている。鉄道当局によると、ニューデリーとバラナシ間の所要時間は従来の14時間から8時間に短縮される。

【翻訳編集】AFPBB News

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