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トランプ氏、壁建設で非常事態宣言 民主党は「法逸脱」と非難

米首都ワシントンのホワイトハウスで演説するドナルド・トランプ大統領(2019年2月15日撮影)。(c)Brendan SMIALOWSKI / AFP

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【AFP=時事】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は15日、米国が麻薬と犯罪者による「侵略」を受けているとして、対メキシコ国境での国家非常事態を宣言した。自身が長らく目指してきた国境の壁建設の予算を確保することが目的だが、野党・民主党は違法な「権力の掌握」と非難している。

 この異例の措置により、トランプ氏は議会による反対を迂回(うかい)し、連邦予算から数十億ドル(数千億円)を壁建設に回すことが可能となる。国境の壁建設は、トランプ氏が2016年の大統領選で右派の支持基盤に対して掲げていた主要公約の一つだった。

 壁建設計画の阻止を目指す民主党はトランプ氏と激しく対立し、35日間にわたる政府機関の一部閉鎖につながった。トランプ氏は、再度の政府閉鎖を回避する大規模な超党派予算案に合意していた。

 トランプ氏による非常権限行使の決定に対しては、与党・共和党を含む議員らが、危険な前例になるとして警鐘を鳴らしている。民主党のナンシー・ペロシ(Nancy Pelosi)下院議長とチャック・シューマー(Chuck Schumer)民主党上院院内総務は直ちに、大統領による「権力の掌握」を非難し、トランプ氏は自身の公約を守るために「法規から逸脱した」と指摘した。

 トランプ氏の決定をめぐっては一連の法廷闘争が予想されており、その皮切りとしてニューヨーク州のレティシア・ジェームズ(Letitia James)司法長官は、正当な理由なき国家非常事態宣言は憲法上の危機を生むと警告し、「使用可能なあらゆる法的手段で対抗する」と宣言した。

 一方のトランプ氏は、法廷闘争は想定済みであり、政権側が裁判で勝利することへの自信を示した。

【翻訳編集】AFPBB News

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