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サウジ戦で見えた惜しい部分 日本代表が勝利できた”3つ”のポイントとは

ベスト8進出を決めた日本代表 photo/Getty Images

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日本代表は21日にアジアカップ決勝トーナメント1回戦でサウジアラビア代表と対戦し、1-0の勝利を収めた。サウジアラビアに70%以上のポゼッションを許す展開での勝利だったが、今回のゲームは両チームともに「惜しい」と感じる内容だったのではないか。

インドメディア『Sport Keeda』は日本が勝利できた3つのポイントと題して振り返っているが、まず1つは日本の守備が安定していたことだ。サウジアラビアにポゼッションは許したが、最後のところでは体を張って守ることができていた。それほど失点の気配がない展開だったと言える。

ただし、これはサウジアラビアの攻撃の質がそれほど高くなかったからでもある。同メディアは2つ目のポイントに、「サウジアラビアは中盤を支配しながらフィニッシュが物足りなかった」とシュート精度の問題を挙げている。サウジアラビアは70%以上のポゼッション率を記録しながら、枠内シュートが1本しかなかった。スピードスターのFWファハド・アル・ムワッラドもスペースを消されて思うように動けず、ただ日本のブロックの外をボールが回るだけという時間も長かった。パスを繋ぐところまではいいが、フィニッシュが惜しいというのがサウジアラビアの印象であり、今後の課題だろう。

そして最後に3つ目のポイントとして、日本の戦術が挙げられている。日本の戦い方は賛否両論あるだろうが、同メディアは効果的だったと評価している。攻め込まれる時間は長かったが、ボールを保持するのが好きなサウジアラビアに対して準備はできていたように感じられる。

「日本のスタートはちょっとしたサプライズだったが、日本の戦術は効果的だった。中盤での支配は日本らしくないものだったが、ファイナルサードで絶えずプレスしていた日本の選手たちは称賛されるべきだ」

同メディアはこのように伝えており、1点を奪ってからカウンターに徹するスタイルは悪くない。しかし、カウンターの質には問題があった。同メディアも日本の攻撃陣はもっと簡単にネットを揺らせたはずと伝えているが、武藤嘉紀や南野拓実ら前線の選手が何度かあったカウンターの機会を活かせなかった。しっかりと守れたのは高評価だが、速攻の質は日本の「惜しい」部分だ。世界トップレベルのチームならばカウンターから2点ほどは加えられたはずだ。

決定機を十分に作れなかったサウジアラビア、カウンターから相手の息の根を止められなかった日本。互いに悪くない展開だったはずだが、それだけに足りない部分がしっかりと見えたゲームでもあった。日本はこれまでとは違う引き出しを見せたが、あの戦い方を完成させるには速攻の質を高めなければならない。

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