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【1】パートナーとしてやるべきことを任せられる「責任感」
「彼女は甘ったれでもいいけど、結婚相手は信頼できる人じゃないと」(20代男性)など、人生を共にする女性には、「相棒」としての自覚を求める人が多いようです。長い年月の中では、どんな困難に直面しても、一緒に立ち向かう覚悟が問われるのかもしれません。
【2】一緒にいるだけでホッとできる「安心感」
「彼女にはドキドキしたい。結婚相手にはホッとしたい」(20代男性)など、女性に「刺激」を求める男性でも、最終的なパートナーには「安堵」を重視するようです。彼氏との結婚を考え始めたら、恋の駆け引きはほどほどにして、「リラックスできる存在」になることを目指したほうがよさそうです。
【3】一人前の大人として常識的に行動できる「社会性」
「モラルやマナーの感覚が一致していないと一緒に暮らせない」(20代男性)など、「良識ある振る舞い」ができることを必要条件に挙げる人もいます。すぐ感情的になったり、刹那的な行動ばかりとっていると、「伴侶」としては敬遠されてしまうかもしれません。
【4】親になったら熱心に子育てしてくれそうな「母性」
「ネグレクトとか困るし、結婚するなら子ども好きがいい」(20代男性)など、将来の家族設計を考えると、子どもに愛情を注いでくれる「母性豊かな女性」のニーズは高いようです。恋愛期間中にも、小さな子どもに親切に接する姿を見せておくと、「この人なら大丈夫だ」と思ってもらえるでしょう。
【5】結婚を家同士の縁組みと考えた場合の「実家への配慮」
「さすがに結婚ともなれば、自分の親とうまく付き合ってくれないと困る」(20代男性)など、恋愛との大きな違いとして、「親との関係」を挙げる人もいます。前時代的とも思えますが、家庭を築いていくのなら、相手の親の関与もそれなりにあると思っておいたほうがいいでしょう。
【6】絶対に浮気をしないはずだと確信できる「貞操観念」
「浮気で離婚とか絶対に嫌だから」(20代男性)など、彼女であっても浮気を許容する男性はほとんどいませんが、結婚相手にはなおさらハッキリと身持ちの堅さを求める男性が多いようです。浮気は立派な離婚事由になるだけに、もっとも許されないことだと心得ましょう。
【7】料理から洗濯まで家のこと全般を任せられる「家事力」
「デートは毎回外食だけど、結婚してそれは無理でしょ」(20代男性)など、結婚する女性に家事全般のスキルを求める男性は多そうです。「家事は女の役目」という決めつけは不愉快かもしれませんが、お互いに分担するとしても、「何もできないレベル」ではまずいでしょう。
【8】他人に騙されたりせず、家族を守れる「したたかさ」
「ずっと夢見る少女じゃいられないわけで、世間ずれすることも必要」(20代男性)など、上手に世渡りできる賢さを求める意見です。実社会の荒波を一緒に乗り越えていくには、いい意味で図太くタフであることも必要でしょう。
【9】自分に何かあっても金銭的に困らないだけの「収入」
「イザというときに稼げる能力は必要」(20代男性)など、先の見えない世相を反映して、女性にもそれなりの収入を求める声は多いようです。手に職があれば安心なのはもちろん、結婚後に仕事を続けるかどうかはよく話し合ったほうがいいでしょう。
男性が求める「彼女」と「結婚相手」の条件は似て非なるもののようです。恋愛結婚を叶えるためには、ないものねだりをするより、二人で一緒に成長したいところです。(呉 琢磨)
【調査概要】
期間:2014年8月6日から13日まで
対象:合計197名(10代、20代の独身男性)
地域:全国
方法:インターネット調査