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今の子供が一番欲しがるものに衝撃。小遣いも「スイカにチャージしといて」

なかには「現金はかさばるからカードがいい」という子どももいるらしい

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 かつては、目に見えるお金だけがお金だった。しかし、時代は変わった。財布を持ち歩かずともスマホ一台あればキャッシュレスに物事が進むようになった。
 そんななか、子どもたちの反応は正直だ。今回は、思わず困惑してしまった大人たちのエピソードを紹介しよう。

◆子どもたちは現金よりもプリペイドカードが欲しい!?

 今年の正月、3年ぶりに地元・福島県に帰省したという都内在住の冴島さん(30代・仮名)。実家に帰宅すると、玄関で小学4年生になった兄の子どもら甥っ子たちが笑顔で出迎えてくれた。子どもが待ちわびていたもの……。むろん、お年玉である。

「当然、用意していました。4年生と3年生いうことで3000円くらいでいいかな、と思い包んでいたのですが、まさかあんなことになるなんて……」(冴島さん)

 少ない、もっとちょうだい――。

 こんな反応なら冴島さんも驚かなかったハズ。子どもたちはポチ袋を受け取った瞬間、ありがとうも言わないうちにコンビニへ直行し、ゲーム用のプリペイドカード、Amazonギフト券などを購入してきたのである。

 冴島さんはカッと頭に血が上り、その光景を見て何にも言わない兄夫婦たちにひと言モノ申せずにはいられない……そう感じたが、ぐっと堪えた。

「我々の時代といえば、お年玉をためてCDやMDのウォークマン買ったり、初売りのセールで洋服を買ったりしたものですが、兄夫婦によれば、最近の子どもたちの“日常”だったようで。しかし、お年玉が目の前でプリカやギフト券に換えられるのは微妙ですね 」(同上)

◆目的はスマホゲームに課金するため…

 同じような経験をしたのは、神奈川県在住の会社員・藤巻さん(40代・仮名)。昨年の12月上旬、中学生と小学生の息子に「サンタさんにプレゼントは何をお願いするの?」と聞いたところ、なんとも寂しい答えが返ってきたのである。

「特に欲しいものないから、iTunesカードでいいよって。せっかくのクリスマスなのに、そんな味気ないもの、プレゼントしたくありません。もちろん、上の息子はすでにサンタを信じていませんが、それにしてもなあ、と。妻と相談し、結局は要望通りにiTunesカードをプレゼントしましたが、子どもたちはスマホゲームに課金して遊んでいるようです」(藤巻さん)

 プリペイドカードやギフトカードさえあれば何でも買える。今日び現金と同じだと言っても過言ではないだろう。

 また、我々がお年玉で買っていたものと、現代っ子がプリペイドカードやギフトカードを通して買うものは、そんなに大差ないのかもしれない。

 我々が買っていたゲームもビデオも、音楽も本も、すべてがスマホで事足りるようになったということだ。それらを購入するには現金より、ギフトカードのほうが都合がよいのである。大人が思う以上に、子どもたちは合理的に物事を考えている。

◆「ママにバレたくないからスイカにチャージして」

 たとえば、筆者も息子に小遣いをあげようとしたところ「ママに怒られるから、お金じゃなくてスイカにチャージして」と言われたことがある。その理由は、現金だとダメだが、スイカなどICカードなら母親にもバレないしOKだ、ということだった。正直、この上なく寂しい思いがした。

 世界的に見ても、電子決済システムの移行が遅れている我が国。根強い現金志向が原因ともされているが、寂しいと感じた筆者は現金志向すぎるのだろうか。

 現金には現金以上の価値がなかったか? おばあちゃんから貰ったお年玉だから変なことには使えない、大好きなおじさんから貰ったお小遣いだし、何か記念に残るものを買おう……こうした現金に宿る“気持ち”みたいなものがあったように思える。

 一方で、カネはカネでしかなく、こうした“気持ち”とは別物という考え方もあるだろう。現代風な思考がこれだとするならば、我々と子どもたちの「カネ」に対する価値観は、すでに大きく違っているのかもしれない。<取材・文/山口準>

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