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話題だけど超使いづらい「えごま油」。簡単に大活躍させる方法とは?

話題だけど超使いづらい「えごま油」。簡単に大活躍させる方法とは?

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 勢いで買ったけど、使いきれず困っている人へ。

 TVや雑誌などで大ブームとなっている「えごま油」、みなさんは買うことができましたか? その人気は驚異的で、スーパーの売り場からごっそりなくなっているシーンをよく見かけます。でも実際、えごま油は他の油に比べて“扱いにくい特徴”もあるため、手に入れたたものの、ちゃんとおいしく継続活用できている人は、もしかすると多くはないかもしれません。

 そこで今回は、えごま油の基本特性を今一度整理し、ただしく、カンタンに、おいしく摂取できる方法をご紹介したいと思います。

◆「えごま油」は、生活習慣病やアレルギー対策に良いらしい!
 まずは押さえておくべき知識を、カンタンに整理しておきましょう。えごま油とは、シソ科植物「えごま」の種子から絞って作られるオイルで、実は日本では古くから歴史のある油。一部では「しそ油」と呼ばれることも。「α-リノレン酸」を60%以上含むため、「オメガ3系」というジャンルの代表となっています。

 このオメガ3こそが、最近注目されている健康オイルで、適度な摂取(※)によって血中の中性脂肪を減らす、アレルギーを抑える、精神を安定させるなど、様々な効果が期待されています。

※1日あたり小さじ1〜大さじ1が目安とされています。

【オメガ3系に期待される主な効果】
血圧を下げる、血中の中性脂肪を減らす、アレルギー・炎症疾患を抑える、記憶力・学習能力を高める、がん予防、認知症予防、血栓予防、精神安定など

 特にえごま油は、オメガ3オイルの中でもα-リノレン酸含有率が高いため、生活習慣病の予防として注目されています。また、「ロズマリン酸」や「ルテオリン」という成分には、アレルギー症状を抑制する効果があるとされています。

 では一体、どんな味がするのでしょうか? 外見や形状、味や香りについてチェックしていきましょう。

◆実は無味無臭! 使いやすいと思いきや、大きな難点が!
 えごま油を出してみると、ほんのり黄色に色づいていることがわかります。サラダ油などの食用油と比べると、ややサラサラした感じ。そして気になる香りや味は、ほとんどありません。「シソ」や「ゴマ」という響きから、クセのあるテイストを想像してしまいがちですが、そんなことはありません。

 うん、それなら炒め物や焼き物に大活躍しそうな予感ですよね。でも実は、ある弱点が…。それは、熱によって酸化(劣化)しやすく、加熱NGであることなんです! ガーンとショックを受けた人は必ずやいることでしょう。そうです、一気に用途が狭まってしまいました……。

 そうなると、思いつくのはせいぜい「自家製ドレッシング」くらいでしょうか。うーん、もっと気軽な活用法はないだろうか……と考えたところ、名案を思いつきました。それは「パスタを和える」というアイディアです!

◆超簡単“和えるだけパスタ”なら、無理なく使い続けられる!
 パスタに和えるというのは、茹で上がったパスタをボウルに入れて、温かいうちに具材や調味料と混ぜ合わせるだけの調理法。そこで今回、私がオススメするパスタを1品ご紹介したいと思います。合わせる食材は3つ。「ノンオイルタイプのツナ」「三島のふりかけ三姉妹」「枝豆」という組み合わせです。

 ノンオイルを選び、えごま油を和えることにより、通常のツナ缶でついてきてしまう油をカットし、理想の油に代替することが可能となります。また三島のふりかけは、見れば一目瞭然、有名なゆかり(赤しそ)を筆頭に、かおり(青しそ)、あかり(たらこ)です。

 シンプル味ゆえに、パスタの味付けとして大活躍してくれます。そして葉酸、食物繊維、ビタミンCなどが豊富な枝豆を加えれば、美容バランスも整います。

 作り方は、えごま油と具材をボウルに加え、茹で上がったパスタを和えるだけ。1人あたり、パスタ(乾麺)100g、えごま油大さじ1、ノンオイルツナ1缶(スープを除く)、ふりかけ小さじ1、枝豆ひとにぎり分が目安となります。

 ほんの10分程度で作れてしまいます。

 これなら継続使用ができそうだと感じた方、他の和えるパスタでも、オリーブオイルの代わりに使うことができるので、色々試してみてくださいね!

<文、写真/スギアカツキ>

【スギアカツキ】
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が11月15日に発売。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12

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