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妻に内緒で借金を…隠し通そうとする夫の返済生活「心身ともに疲れた」

預金通帳の残高をため見つめる河本さん(仮名)。家族に内緒の返済生活で心身ともに疲れているという

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 急な出費に追われたときについつい手を出してしまう「借金」。今ではスマホだけで済む便利なサービスが多数登場しているが、気軽に借りた数万円から気づけば“自転車操業”に陥る人が続出している。さらに住宅ローンも抱えれば、もはや破綻待ったなし。借金で安眠もできない人たちの姿を追った。

◆家と家族を守るため、“内緒の借金”をして苦しい返済生活に
河本 誠さん(仮名・43歳)文具メーカー勤務・年収600万円
住宅ローン3500万円・その他の借金500万円

 10年ほど前に都内で念願のマイホームをゲットした河本さん。共働きで子供も1人。夫婦別名義で組んだ住宅ローンは計5500万円だ。

「私が35年ローンの3500万円で、妻が2000万円を借り入れてマンションを購入しました。月ごとに数万円の金利変動がありますが、だいたい私の分だけで毎月約15万円の返済ですね」

 年収からすればなんとか返せる算段だったが、住宅ローンや家に入れる生活費を抜くと、自分が好きに使えるカネがほぼない。飲み代など経費で切れない出費をカードで負担しているうちに、どんどん請求額が膨らんでいったという。

「月の給料だけじゃ足らなくなり、キャッシングして住宅ローンの返済をしだしたんです。そのカードは住宅ローンを組んでいる銀行で契約したものなんですが、『とにかく住宅ローンだけは遅れてはいけない』と思ったので」

 しかし、まもなくカードのキャッシング枠が満額となり、今度は別の銀行からも借金することに。

「最終的な債務が10年で500万円くらいに……。カードローン返済が15万円以上で合計30万円ですよ。もはや月収のほぼすべてが返済で消えますが、もとは遊び代でつくった借金なので、当然、妻には内緒です。相談するどころか必死に隠し続けました。妻は私宛ての郵便物を開けることもないので、ただ『カード会社から手紙来てるわよ』くらいで済んでいたんです。僕ら夫婦は別財布だし、生活的に大きな変化が生じなかったのもバレなかった要因かなと」

 ただ、そんな生活が長く続くわけもなく、今年初めに弁護士にカードローンの債務整理を依頼。住宅ローンに影響なく整理できることがわかったうえで、「代理人との書面のやり取りはすべて事務所へ出向いて行ったので、妻にも知られることなく進められた」とか。

「住宅ローンの銀行で契約しているカードローンは減額できませんでしたが、ほかの銀行は利息カットで元本のみ返済にしてもらえた。今は月の返済が20万円ほど。苦しいのは変わりませんし、金融ブラックになったので今後は急な出費があっても借りられない。でも家を手放すよりはマシです」

取材・文/週刊SPA!編集部
※週刊SPA!12月18日発売号「やってはいけない借金白書」特集より

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