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「婚活道場」に入会した40代草食男。ようやく取り付けたクリスマスデートの結果は?

「婚活道場」に入会した40代草食男。ようやく取り付けたクリスマスデートの結果は?

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 SEの長谷川満さん(45歳・仮名)はこれまで一度も女性と付き合ったことのない“中年童貞”。それでも結婚を諦めきれない彼は、婚活道場に通い、主催者の指導通りに、あるイベントで知り合った女性をデート誘うことに成功。そして遂にクリスマスデートを取り付けることができた。

 ところが喜びもつかの間。クリスマスに大失恋をした長谷川さん。一体何が起こったのか。

◆勝てる相手だけにアプローチをするという教えを守り…

 SE歴20年、大手企業の子会社に勤務する長谷川さんの年収は700万円以上。世間的には高収入だが、女性にはまったくモテない。

「気がついたら、女性と付き合ったことがない。寂しい人生ですよ」

 ある日長谷川さんは、48歳バツイチ独身で既婚中も遊びまくっていたという男性が主催する「婚活道場」をネットで見つけた。このままじゃダメだと一念発起し連絡を取り、会員となる。そして道場の主催者は、彼に次のようにアドバイスをした。

「勝てる相手だけにアプローチすること」。

 つまり、おしゃれな男女が集う表参道や六本木のパーティーではなく、秋葉原のコアなマッチングイベントなどに参加する女性を狙えというのだ。

「参加したイベントは“バツイチOKアニメオタクナイト”。名前のまんま、アニメ好きなオタクに、バツイチ男女OKというゆる〜いマッチングパーティーでした」

 そこで長谷川さんは人生で初めてモテた。「婚活道場」の主催者と一緒に買い物に出かけて、購入した品の良いダンディーなファッションが女性から好評だったのだ。

「イベントで知り合った3歳年下のバツイチOL女性とLINEをすることになって、遂にデートにこぎつけたんです」

 奥手の長谷川さんは、女性を楽しませる方法がわからず、美味しい居酒屋でご馳走すると、女性が喜んで食べるので好かれていると舞い上がってしまった。「この人を早くモノにしなければ!」と。

「ところが女性と付き合ったことがないため、これからどうすればいいかがわからない。だから婚活道場の主催者に尋ねました。すると、『とりあえずキスしちゃえ!』と言う雑なアドバイス。そもそもキスをしたことがない僕にとって、とりあえずキスなんて出来るわけがないと思いました」

 道場の主催者の意見が参考にならなかった長谷川さん。そこで彼は、クリスマスにサプライズの計画を立てたのだ。

◆ベタなサプライズで見事に撃沈

「デート4回目に映画を観てから食事をするという、まるで恋人感のある展開。店を出ると、雪がちらほら降ってきて、近くの駅前のクリスマスイルミネーションがきらきらと光っていて、『まるでホワイトクリスマスみたい』と言うと、『うん』と彼女。このロマンチックな雰囲気に、絶対に脈があると思い込んだんです」

 LINEで、クリスマスイブの食事を誘うと、『いいよ』とすぐに返信が。有頂天になった長谷川さんは「プロポーズしよう!」と決めて、婚活道場の主催者に「指輪を買いたい」と連絡すると、「バラの花も用意しろ」とアドバイスされ、ますますやる気に。

 そしてクリスマスイブ当日。

 赤いバラ一本を持って、表参道の洒落たフレンチレストランの個室で、わくわくしながら彼女を待つ長谷川さん。ジャケットのポケットに忍ばせている指輪の箱を確認しながら、シャンパンで乾杯してから、プロポーズするという婚活道場の主催者のアドバイスを心の中で確認。どきどきと心臓が鼓動すると、かちゃっとドアがあき、遂に彼女が入室。

 彼女はいつものように、だぼっとした緊張感のないファッションで、立ったまま、長谷川さんに一言、こう言った。

「私、その気ないから」

 驚いた長谷川さんに彼女は、「プロポーズするつもりだったの?でも私はそんな気ないから。友達でいいよ。こんな高いレストランで食事するのも、嫌だから、今度はいつもの居酒屋でね」と言って、帰っていった。

 クリスマスイブの長谷川さんのプロポーズ作戦は、そこでジ・エンド。どちらにせよ食事代がかかるのでもったいない。彼は失恋の痛みを感じながら、たった1人で、予約した2人分のディナーをやけ食いをしたのだった。<取材・文/夏目かをる 取材協力/矢加部英達>

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