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豊洲市場の事故現場は“血の海”だった…目撃者は顔面蒼白

事故があった現場周辺(市場関係者提供)

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 腐敗臭が漂い、床は陥没――。オープンから1カ月の豊洲市場で最悪の事故が発生した。市場内を行き交うターレ(小型トラック)の走行中、荷台に乗っていた女性が振り落とされて重傷を負ったのだ。事故現場を目撃した市場関係者によると、現場は“血の海”だったという。6000億円もの巨費を投じて整備した新市場は、早くも存在価値自体が問われる事態に追い込まれている。

豊洲市場開場から1カ月…腐敗臭に続いて床が「穴」だらけ

■「大きな血だまりができていた」

 事故は15日午前8時すぎに発生。水産仲卸売場棟がある7街区から、青果棟が立つ5街区へとつながる屋外の道路から左に曲がるカーブ付近で起きた。ターレの荷台に乗っていた70代女性が転落して頭部を強打し、病院に救急搬送されたのだ。一部報道によると、女性は搬送時、意識を失っていたという。本紙記者が現場を目撃した市場関係者に話を聞くと、動揺した様子でこう打ち明けた。

「事故現場にはワンボックス型の警察車両が4〜5台駆け付けていて、人だかりができていたので何事かとビックリしました。遠くから見ても大きな血だまりができていることが分かるほど。とにかく、ハンパない出血量で怖かった。物好きな同僚が見に行ったんですが、戻ってきた様子を見ると顔面蒼白。震えながら『見なきゃよかった』と言い、『倒れている人はガーッとイビキをかいて眠るように倒れていた』とも言っていました。脳出血を起こした人はイビキをかくように呼吸すると聞いたことがあったので、相当な大ケガだと思った。仲間らと、『助からないかも』と心配していました」

 証言からは重大事故だったことが分かるが、都は16日になって、事故があったことを公表。「ターレの荷台部に人を乗せることは場内交通ルールにより禁止されている」「極めて遺憾」との見解を示した。まるで「業者が悪い」と言わんばかり。

 だが、現場は開場前から問題視されてきた「ヘアピンカーブ」だ。渋滞発生や事故のリスクについて本紙を含めて多くのメディアが指摘してきたが、都はロクな対策を打つことはなかった。そもそも、東京ドーム8個分もの敷地面積の豊洲市場だ。徒歩で移動しろというのも酷な話。市場関係者からは、「荷台に乗るのがダメなら、この広い豊洲市場でどう移動すりゃあいいんだ」との声が漏れている。

 事故原因は、豊洲市場の構造自体に問題があるからではないのか。建築エコノミストの森山高至氏はこう言う。

「豊洲市場には建物内外に急カーブやアップダウン、見通しが悪く危険な合流地点が複数存在します。ターレは小回りが利きますから、急カーブを強引に曲がれば、遠心力で荷台の人や物が落ちてしまってもおかしくありません。豊洲市場の動線の悪さが、事故の一因となったことが考えられます。今後も同様の事故が起きてしまう可能性もあるでしょう」

 豊洲市場で今後も事故が続発しないか心配だ。

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