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渋滞のバスで必死だった槙野「香川に言おうか長友にお願いしようか…」

豊田市内で練習するDF槙野智章

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 複雑な胸の内を語った。大渋滞に巻き込まれ、予定より50分遅れでスタジアム入りした16日のベネズエラ戦(△1-1)。チームの非常事態を第一報的にSNSで発信したのが日本代表DF槙野智章(浦和)だった。

 自身のツイッター(@tonji5)で「これから代表戦。だが、大渋滞でスタジアム入り出来ていない。皆さんの力が必要です。バスを通してください。すいません…お願いします!」と協力を呼び掛けると、これに反応する形でDF吉田麻也(サウサンプトン)もツイッター(@MayaYoshida3)で「大分自動車道スタジアムへ向かうみなさん右側車線あけてください!」と投稿した。

「後ろの席で僕と吉田選手が横に座っていて」。当時の車内の様子を説明する槙野はこのとき、どうにかして自分たちの状況を知ってもらおうと必死だった。「香川(真司)に言おうか、長友(佑都)にお願いしようかと……」と、より発信力のある選手の協力を仰ごうかとも本気で考えたのだという。

 地元の警察がチームバスを先導する形で試合開始には間に合ったが、その一方で多くのファン・サポーターが渋滞の中に取り残され、試合に間に合わない、あるいは観戦を断念するという人たちも続出した。「パトカーに先導してもらうとき、(一般車両に)路肩によけてもらって、僕らは突進して行った。スタジアムに入っても空席があったし、心苦しいものがあった」。昨夜の光景を思い出すたびに苦い思いがある。

 選手たちはハプニングにも動じず、与えられた環境で最善の準備をしたが、結果は1-1の引き分け。「勝利で終われたら良かったけど」と悔しさをにじませた槙野は「アジアの戦いではいろんなことが起こり得る。チームとしては貴重な経験になったかもしれないけど、大分の皆さんに申し訳なかった」と声を落とした。

(取材・文 西山紘平)

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