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ふたご座流星群は12月中旬 国立天文台の「観測キャンペーン」は今回が最後

ふたご座流星群と放射点のイメージ図。(画像: 国立天文台)

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 ふたご座流星群は早い時間帯の20時頃からから見え始めることから、多くの人達にとって観察しやすい流星群であると同時に、毎年たくさんの流星が出現することで有名だ。国立天文台では出現時期に合わせて「ふたご座流星群を眺めよう 2018」キャンペーンを行う。なお、国立天文台が行う天文現象観察キャンペーンは、今回が最後となる。今年のふたご座流星群の一番の見頃は、12月13日、14日となり、20時以降から見え始め月が沈んだ後の夜半には、多い時で1時間に40個の流星が観測される予想だ。

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 東の空に見えるふたご座流星群は、毎年12月14日頃を中心に活動する流星群である。流星群の流星はある一点を中心に放射状に出現する。中心となる点を「放射点」といい、ふたご座流星群では、2等星カストルの近くにある。ふたご座を見つける目印として、東の空の少し南側に「冬の大三角形」が隣接しているのがポイントだ。時間帯は22時以降から未明までが理想的だが、とても寒い時期なので寒さ対策を充分にして事故のないように観察に望んでほしい。

 これまでも国立天文台では、ふたご座流星群の他にペルセウス座流星群や皆既月食などの際にも「観察しよう」天文キャンペーンを実施してきた。しかし、SNSをはじめとするコミュニケーション・ツールの発達から、「夜空を見上げるきっかけとなる天文現象の告示を、キャンペーンという形で行うことがそれほど重要ではなくなった」とし、天文現象観察キャンペーンは今回で終わりにすると発表した。事実、2009年のふたご座流星群キャンペーン実施に比べて、天候に恵まれた2017年の参加はおよそ半数であった。

 国立天文台は、1888年(明治21年)に、帝国大学附属東京天文台として始まった。しかし東京の発展により、麻布にあった天文台の付近は夜の灯火が増えてしまい、天体観測に適さなくなった。このため、交通の便が良くなった三鷹への移転が決まり、1914年に工事が始まって移転した。

 日本の天文学の中核を担う研究機関が国立天文台である。大学共同利用機関として、大規模な天文観測・研究施設を全国の研究者に提供するとともに、天文学研究と天文観測機器の開発を広く推進している。また世界の先端研究機関として、国際協力のもと、天文学の発展のために活動している。

 天体観察は天気しだいの要素が大きいが、最後のキャンペーンが盛り上がることを願いたい。

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