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45歳までに5回転職した営業マンの“万年ヒラ社員”で人生が終わる不安

45歳までに5回転職した営業マンの“万年ヒラ社員”で人生が終わる不安

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 7割は課長になれないと言われて久しい。実際、40歳以上の未役職者は60%を超え、多くの人が万年ヒラ社員の憂き目に遭わされている。出世を諦めた男たちは今、何を思い、どんな毎日を送っているのだろうか。諸事情あって“万年ヒラ”に陥ったOVER40サラリーマンを直撃。これまでの会社人生を振り返ってもらった。

◆借金を返済するため歩合制の営業職を渡り歩く
― 杉村智樹さん(仮名)49歳・建材メーカー 年収500万円 ―

 転職が万年ヒラ社員への入り口になってしまう場合がある。大学卒業後、大手商社に営業マンとして就職した杉村智樹さん。成績も優秀で、将来有望な若手として期待されたが、32歳のときに歯車が狂いだす。

「当時、世間ではウィンドウズ全盛期だったこともあり、会社に内緒でソフトウェアの会社を設立したんです。しかしすぐ副業がバレて商社を解雇され、自身の会社も倒産。間もなく新婚の嫁は離婚届を置いていなくなり、開業資金に借りた2000万円の負債だけが残りました」

 それから借金返済のため、歩合給制の会社を選んで営業として45歳までに5回、転職した。

「営業なら役職がないヒラのほうが結果を出せば給料がいい。その自負がありましたが年齢を重ねるごとに契約は取れなくなり、取引先で名刺を出すと『ヒラじゃ権限ないよね』という感じで舐められる。それで会社が自分には合っていないと転職を繰り返していましたが、転職1社目で800万円だった年収も今や500万円まで落ちました」

 45歳でラストと意気込んだ転職活動で、これまでと違う厳しい現実に直面する。2年で100社以上に応募して、面接まで進めたのは2社。肩書のないキャリアが重くのしかかり、ようやく拾ってもらえた今の会社でも辛酸を舐めることに。

「正直、隣の席には新卒の社員が座っていて、同じ立場で営業に行くのはつらいですし、いつ肩を叩かれるかもわからない不安があります。今は残りの借金返済を、月に数回の一人晩酌を生きがいに歯を食いしばってやるしかない。もし自分に家族がいたら、こんなギャンブルみたいな転職を繰り返さずにまともな人生を送れていたのかな……」

 現在は高齢の母親と賃貸マンションで2人暮らしだが、貯蓄もなく老後のことは一切考えられないという。借金を完済したあと彼に残るものは何だろうか。

撮影/スギゾー モデル/與那覇 実
― 死ぬまでヒラ社員の衝撃 ―

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