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生活費をくれないモラハラ夫に家政婦扱いされ…“妻だけ貧乏”家庭の実情

生活費をくれないモラハラ夫に家政婦扱いされ…“妻だけ貧乏”家庭の実情

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 昨今、度々耳にする女性の貧困問題。その現状は様々ですが、中には結婚しても妻だけ貧乏な状況に置かれることもあるようです。

 神奈川県に住む斎藤博子さん(仮名・36歳)は、交際半年からのスピード婚で3年目になる夫と2人暮らし。世帯年収は約600万円と一見、何不自由なさそうな暮らしをしていそうですが、実際、博子さんが自由に使えるお金はほとんどありません。

◆夫の申し出「夫婦の財布を別々にしよう」
「夫は県内に何軒も店を出している飲食事業企画会社に勤務しているので、結婚当初は『お金の心配をしなくていいんだ』と思っていました。それなのに結婚後に突然、夫から『夫婦の財布を別々にしよう』と言われたんです。理由は、『仕事の付き合いで経費で降りるお金を建て替えることがあるから』というものでした。

 仕事上、付き合いや接待も多いのでそれならば仕方ないな……と渋々、夫の言い分を聞くことにしました。その代わり、私には『時間を気にせずパートをして自分のお小遣いを稼いだら?』と言われたので、最初はそれで了承したんです」

 ところが、現実は博子さんの思い描く結婚生活とはかけ離れていました。

◆パート代だけで生活。夫は高級寿司、妻はふりかけご飯…
「夫が家賃と光熱費以外の生活費を全くくれないんです。食費はおろか携帯代や雑費まで、すべて自分のパート代から出しています。

 一度、夫に食費をくれないかと頼んだら『だって俺、ほとんど外で食べてるじゃん』と言われました。確かに夫は夜、ほとんど帰ってこないので夕飯も外で済ませてきます。私のパートの月収は8万円ほどなので、そこから生活費を引いたら、わずかしか残りません。

 夫は仕事と言い銀座の高級お寿司屋やクラブ遊びをして朝帰りは当たり前なので、恐らく自腹も切っていると思います。それに比べて私の夕飯は、スーパーの特売を狙う毎日。ひどい時はふりかけご飯だけの日なんてこともあります」

 

◆夫に意見すると「居候の分際で何言ってるの?」
 博子さんの悩みはお金だけではありませんでした。

「夫が家事をまったくやってくれないことです。洗濯ものが溜まっていたら『洗濯物溜まってるよ』、部屋が散らかっていたら『部屋、汚いよ』と言うだけで絶対に自分から動きません。夫に意見を少しでも言うと『誰が家賃と光熱費を払っているの?』『居候(いそうろう)の分際(ぶんざい)で何言ってるの?』など、モラハラまがいの言葉をぶつけられます。

 この前それが嫌で喧嘩した後に、初めて洗濯してくれたと思ったら、私の服だけよけられていました。それを言ったら『なんで俺が全部払ってるのに、お前の分までやらなきゃいけないの?』と言われましたね」

 そんな夫に嫌気が差し何度も離婚を考えたという博子さんですが、ある理由で離婚できないといいます。

「もし、離婚しても頼るところがないんです。私は大学時代の就職氷河期から、その後、派遣切りに合い職歴はほとんどありません。資格もないし年齢的に再就職は難しい上に、唯一頼れる親は、定年して年金暮らしです」

 さらに、夫も博子さんも結婚式でほとんど使ってしまったため貯金はほぼゼロだそう。

「夫の金遣いの荒さも重なり、財産分与どころか離婚しても先が見えない状態です。夫もそれを分かっているのかもしれませんね。恐らく、私のことを住み込みの家政婦程度にしか見ていないと思います。子供がいれば少しは違ったかもしれませんが……」

 夫とはすでにセックスレスだという博子さん。もし夫が浮気をしていたとしても、モラハラまがいの言葉を言われるのが嫌で問い詰めることもできないといいます。妻のライフラインを奪い、夫より下だという気持ちを植え付け、妻の考える気力や生きる術すら奪おうとするモラハラ夫。夫婦間格差は深刻な貧困問題なのかもしれません。

―貧困女性の実態 vol.1―

<文/結城>
【結城(ゆうき)】
恋愛ライター。鋭い視点で世の男女を観察し、 夫婦問題からイタい火遊びまで、幅広いエピソードを華麗に紡いでいく。Twitter:@yuki55writer

【結城】
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