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バンクシー代表作、1.5億円で落札直後に自壊 仕掛けシュレッダーで

伊ローマでの「ゲリラ、資本主義、自由」と題する展示で飾られた、英覆面アーティスト、バンクシーの「Girl with balloon, red」と題された作品(2016年9月4日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】英国の覆面ストリートアーティスト、バンクシー(Banksy)の代表作の一つが5日、同国の首都ロンドンのオークションで約100万ポンド(約1億5000万円)超で落札された直後に自己破壊した。バンクシーによる極めて大胆な奇術はアート界に衝撃を与えている。

 競売大手サザビーズ(Sotheby's)によると、バンクシーの「少女と風船(Girl with Balloon)」は5日のオークションで、過去のバンクシー作品の最高額に並ぶ104万2000ポンド(約1億5500万円)で落札されると突然、額縁に隠されたシュレッダーで細断された。

 サザビーズの現代アート欧州担当責任者、アレックス・ブランクチク(Alex Branczik)氏は声明で、「私たちは『バンクシーされた』ようだ」と述べた。

 同社は声明で「予想もしていなかったこの出来事はたちまちアート界の伝説となり、競売にかけられた直後、作品が自動的にシュレッダーにかけられるという、オークション史上初めてのことが起きた」と説明した。声明にはこの時の写真も掲載されている。

 バンクシーは6日朝、作品が細断されている様子と仕掛けを見てあっけに取られる人々を写した写真を自身のインスタグラム(Instagram)に投稿。写真のキャプションは競売人の言葉をまねて「going, going, gone(ありませんか、ありませんか、はい落札)」となっている。

 事件直後にサザビーズのオークション会場入り口付近で黒のサングラスをかけ帽子をかぶった男が警備員ともみ合っていたとされる報道も出ていることから、バンクシー自身が会場にいて仕掛けを作動させたとの臆測が出ている。

 サザビーズはバンクシーの仕掛けを事前に把握していたかどうかを明らかにしていない。6日、事件についての詳細を求める取材にも応じていない。
【翻訳編集】AFPBB News

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