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渡辺謙、武井咲…「ハズキルーペ」CMが次々と大物を起用する謎。その仕掛人とは?

ハズキルーペ公式サイトより

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 EXILEのTAKAHIROと電撃入籍を発表し世間を騒がせた武井咲。そんな武井が、9月20日から放送が始まったハズキルーペの新CMに起用され話題を呼んでいる。新CMで武井は、高級クラブのママに扮している。休業前に好評を博した主演ドラマ『黒革の手帖』を意識してのことだろう。

 ハズキルーペと言えば、俳優の渡辺謙が「本当に世の中の文字は小さすぎて読めないッ!」と怒るCMで話題となったが、そもそもハズキルーペはどんな会社なのか?

 今やメガネ型ルーペの定番として認知され、全国のデパートや家電量販店、メガネ専門店などで販売されている「ハズキルーペ」について、歴代CMとともに、その成り立ちを調べてみた。

◆70代の石坂浩二、60代の舘ひろし、50代の渡辺謙と徐々に若返るCM

 まず、ハズキルーペのテレビCM第1弾で器用されたのが俳優の石坂浩二。家のリビングでハズキルーペをかけた石坂が、本人の趣味としても知られる鉄道模型作りに没頭する内容だ。定年後に余暇を持て余すシルバー層への訴求効果を狙ったことがうかがえる。

 続く第2弾では、俳優の舘ひろしと若手女優である松野未佳を起用。「親子でデート篇」と称されているように、父娘に扮した2人が雰囲気のいいレストランで語らう。父親はハズキルーペを取り出してワインの銘柄や製造年を確認する。舘の立ち振る舞いが実にスマートかつスタイリッシュであり、従来の「ルーペは老人が使うもの」というイメージを覆す内容となっている。

 CMの第3弾は、先述した渡辺謙と女優の菊川怜を起用。2人がステージ上で拡大率、耐荷性、ブルーライトカットを実演し、アピ―ルする。最後は菊川の「ハズキルーペ大好き!」で締めくくられるあたりは、これまでのようなストーリー性よりも、ストレートな商品PR、インパクトを重視した内容となっている。

 こうしたCMの数々は、ハズキルーペを販売するHazuki Companyの松村謙三会長の意向が強く働いているという。ブランドの認知度を高めるべく広告宣伝費には100億円以上を投じて大物芸能人を次々と起用してきた。また、出演する芸能人も、70代の石坂、60代の舘、50代の渡辺と、回を重ねるごとに若返っている傾向もある。若い世代も視野に入れた、ルーペの需要拡大の狙いもあるという。
 公式サイトによるとハズキルーペは「発売から30年のロングセラー」とあるが、今のような定番ブランドの地位が確立されるまでには相当長い道のりがあった。

◆かつてはゲイラカイトや高性能紙飛行機を販売していた

 Hazuki Companyの前身は、かつて大阪に存在した株式会社A・G(以下、A・G)という企業だ。

 A・Gの設立年は1976年。玩具や生活日用品の企画、開発及び輸入製造卸業を行っており、斬新かつユニークなデザインで話題となった洋凧「ゲイラカイト」や、高性能紙飛行機「ホワイトウイングス」といったヒット商品を発売している。

 2004年にはA・Gの親会社にあたる安治川鉄工株式会社と、大手玩具メーカー・株式会社タカラ(以下、タカラ)との間で「株式譲渡契約」が結ばれてタカラの100%子会社となる。続いて2006年にはタカラが、同じ玩具メーカーの株式会社トミーと合併したことで新会社の株式会社タカラトミーの傘下となる。

 その後、2007年にはプリヴェ企業再生グループ株式会社に買収され、A・Gは社名を改め、プリヴェAG株式会社(以下、プリヴェAG)となる。

◆プリヴェ企業再生グループの松村会長があのCMの仕掛人

 このA・Gを買収したプリヴェ企業再生グループ株式会社は、日産自動車や東武鉄道、富士通といった大手企業の関連会社を買収してグループを形成することで成長してきた企業で、同社のCEOこそがハズキルーペのテレビCM戦略を指揮したCMHazuki Companyの松村謙三会長なのだ。
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