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大坂なおみ会見、テニスと無関係質問だらけになった複雑背景

NGワードがあった会見の舞台裏(写真/時事通信フォト)

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 全米オープンテニスで優勝を果たし、世界を驚かせた大坂なおみ選手(20才)が、東レ・パンパシフィックオープン(9月17〜23日)出場のため、13日早朝に日本に帰国。会見には150人もの報道陣が集まった。

 テレビのニュースでは「今? 眠い」「お寿司はおいし〜い!」といった大坂選手のユニークな受け答えが報じられ、その人柄に頬を緩めた視聴者も多いだろう。

 だが、会見の裏側では、多くの報道陣がピリピリとした緊張感に包まれていた。ある民放キー局の局員が明かす。

「今、大坂選手に対しては『NGワード』があるんです。それは『彼氏や恋人の話』。将来的な話、例えば結婚願望があるかどうかの質問も“絶対にするな”と釘を刺されています」

 その背景には、全米オープン決勝で戦ったセリーナ・ウィリアムズ選手(36才)の、主審に対する猛抗議があるという。

「暴言などを理由にペナルティーを科されたセリーナは、“男子であれば罰せられなかった”として、女性への差別だと訴えました。全米オープンではこのセリーナの激昂ばかりが問題視され、大坂選手の優勝に“みそ”がついてしまった。もしその直後の会見で“彼氏はいるか”や“結婚したいか”など、男性アスリートにはしないような質問を大坂選手にすれば、日本のメディアが“女性を蔑視している”と海外から批判されかねないし、セリーナバッシングが再燃しかねません。関係者が“決勝戦のゴタゴタを蒸し返したくない”と考え、テレビ局に通達しているそうです」(前出・局員)

 その影響というわけではないだろうが、会見では「カツ丼や抹茶アイスクリームはもう食べた?」など、テニスとはまったく関係のない質問が相次いだ。

 それでも笑顔で答えていた大坂選手だが、ある記者に、

「海外では、大坂選手の今回の優勝が、“古い日本人像を見直したり、考え直したりするきっかけになっている”との報道もある。ご自身のアイデンティティーをどう考えるか?」

 と質問された時には、

「テニスのこと? それって質問なの?」

 と怪訝な表情を浮かべ、

「私はあまり自分のアイデンティティーについて深く考えません。私は私」

 とキッパリ答えた。この瞬間をのぞけば、終始おだやかな表情で質問に答えていた大坂選手。でも内心では「せっかくテニスで世界一になったのに。テニスに関する質問はないの?」と思っていたのかも。

 東京五輪は「日本代表」として出場することが期待されている大坂選手。メディアの質問が原因で「日本は嫌」なんて思わないでくださいね!

※女性セブン2018年10月4日号

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