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オウムが残した最大の謎「國松長官狙撃事件」の真相

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 7月6日、1995年3月20日の地下鉄サリン事件など13の事件を起こし、27人の犠牲者を出したオウム真理教元代表の麻原彰晃こと松本智津夫死刑囚(63)ら、計7人の教団元幹部の死刑が執行された。「共犯事件の死刑囚の死刑執行は同日が原則。今年3月に死刑囚13人のうち7人が全国の拘置所に移送されていたので、“そろそろか……”と囁かれてはいましたが、このタイミングとは」(全国紙社会部記者)

 オウム真理教に詳しい立憲民主党の有田芳生議員は、「平成の大事件なので平成に終わらせたい。来年になると皇室行事で忙しい。また、今秋は自民党総裁選があるので、その頃にやるとオウムを政治利用していると批判されかねない。今なら、誰にも文句を言われないということでしょう」としながらも、こうも続けるのだ。「もっとも、安倍首相の立場からすれば、国会が終わる前にやって、“やっている感”“強い安倍”を出すことで、支持率が上がるという思いもあったのでないかとも思います」

 その理由として、有田氏は次のように話す。「私はオウム事件のことを気にかけ、複数の法務省幹部に執行はどうなるか聞いていました。それによると今年5月時点でも、“個人的に執行はありえない”“法務大臣はまだ覚悟ができていない”といったものでした。それからすれば、この急変は違う力、つまり官邸からの指示があったとしか思えないからです」

 通常国会が終わる直前での“強い安倍”のイメージづけ、そして支持率アップを目論んでのことだとすれば、さまざまなハレーションが起こる可能性があると、フリーライターは言う。「つまり、利己的な執行だと恨みを持ったオウム信者に安倍首相が狙われるかもしれないということです」

 大きな波紋を残した今回の死刑執行。だが、まだオウム真理教が残した“謎”は残っている。95年3月30日に起きた未解決事件「國松長官狙撃事件」だ。午前8時31分、出勤のため國松孝次警察庁長官(当時)が東京都荒川区の自宅マンションを出たところ、待ち伏せていた男が拳銃を4発発砲。國松氏は3発を腹部などに受け、瀕死の重傷を負った。男は自転車でその場から立ち去った。「事件から1時間後、テレビ朝日に電話がかかってくるんです。電話の主は國松氏に続くターゲットとして、警視総監らの名前を挙げ、オウムへの捜査を止めるように脅迫したんです」(前出の社会部記者)

 北朝鮮工作員、反社会組織関係者、警察内部関係者など、さまざまな犯人説が挙がったが、國松氏の狙撃事件から8日前の3月22日には、地下鉄サリン事件などの嫌疑でオウム真理教関連施設への一斉強制捜査が行われていた。そのため、オウム関係者による犯行が疑われ、複数の容疑者が逮捕されたが、いずれも不起訴となっている。

 最後に有田氏もこう言う。「あれはオウムじゃないですよ。事件当初は警視庁の最高幹部も僕に“120%オウムです”と言っていた。しかし、10年に、中村泰が犯人だとする本(『警察庁長官を撃った男』。著者・鹿島圭介)が出ましたよね。あんなリアリティがあるのに逮捕、取り調べに行かなかったのは、やはり警視庁のサイドの、犯人をオウムにしたいという政治的思惑もあってのことではとも思います。オウムが犯人ということは、もう完璧にありえないと思います……」

 10年に時効を迎えた事件の謎が解明される日は、来ないのかもしれない――。

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