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サムスンが開発中の折り畳み式スマホとは?

 米メディアの報道によると、韓国サムスン電子は現在、本体を折り畳むことができるスマートフォンを開発中だ(ウォール・ストリート・ジャーナル、ザ・バージ、マッシャブル)。

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操作しやすく、持ち運びやすく

 事情に詳しい関係者によると、この端末はサムスン社内で「Winner(勝利者)」というコードネームで開発が進められている。ディスプレーは7インチで、小型のタブレット端末に似ている。これを財布のように中央で二つ折りにすることができるという。

 折り畳んだ際は表面にあるバー状(縦長の小さな)ディスプレーで各種の情報を確認できる。裏面にはカメラが配置されるという。

 これまでも、他のメーカーが折り畳み式のスマートフォンを発売したことはあった。だが、それらの製品は、内側の2つのディスプレーが中央のフレームで分割されるデザイン。これに対しサムスンが開発中の新モデルは、2つのディスプレーがほぼ一体化する。利用時はタブレットのように大きな画面で操作でき、折り畳むと、手のひらや小さなポケットにすっぽり収まるという。

 サムスンはこの製品をまず、モバイルゲーム・ユーザーなど、特定の利用者層に向けて販売する。それが成功すれば、来年(2019年)後半にも本格的な販売に移行する計画だと、事情に詳しい関係者は話している。

旗艦モデルの販売計画に狂い

 ウォール・ストリート・ジャーナルによると、サムスンがこうして新奇性を追求する製品を市場投入したいと考える背景には、同社が今、直面している市場環境がある。

 サムスンは先ごろ、今年4〜6月期決算の速報値を発表し、営業利益が予想を下回る見通しであることを明らかにした。今年3月に発売したスマートフォンの旗艦モデル「Galaxy S9」が計画どおりに売れなかったことが、その主な要因と見られている。アナリストらは、Galaxy S9の販売台数が、1年前の新モデル販売時に比べ、2割以上少なかったと見ている。

アップル、旗艦モデルの生産計画を見直し

 旗艦モデルの販売が計画を下回ったのは、サムスンだけではないようだ。先ごろは、アップルが今秋発売するiPhoneについて、その生産計画を見直したと報じられた。今年生産されるiPhoneは、その大半の台数が、液晶ディスプレー(LCD)を備えるものになる見通しだ。

 アップルの旗艦モデル「iPhone X」は、OLED(有機EL)ディスプレーを搭載する。一方、下位モデルの「iPhone 8」「iPhone 8 Plus」や旧モデルは、いずれも液晶ディスプレーを搭載する。

 報道によると、アップルは当初、OLEDモデルと液晶モデルの生産比率をほぼ、同じにする計画だった。しかし、消費者がより安価なiPhoneを好むと見て、液晶モデルをより多く生産する計画に切り替えた。

(参考・関連記事)「iPhoneは最先端機種より安価な機種がよく売れる」

 米調査会社IDCによると、昨年1年間のスマートフォン世界出荷台数は、前年比で0.3%減少した。年間出荷台数が前年実績を下回ったのは、スマートフォン市場の歴史で初めてのこと。今後もこの傾向は続き、今年の出荷台数は同0.2%減少すると、IDCは見ている。

(参考・関連記事)「今年はスマホ市場の回復見込めない?」

 出荷台数ベースで世界最大のスマートフォンメーカーであるサムスンは、人目を引く端末で、低迷する携帯電話事業を活気づかせたい考えだとウォール・ストリート・ジャーナルは伝えている。

筆者:小久保 重信

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