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仕事を辞めて世界を旅したい人へ 自問すべき9つのこと

仕事を辞めて世界を旅したい人へ 自問すべき9つのこと

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企業社会でのハムスターの回し車のような人生から逃れ、世界を旅することを夢見ている人は多い。私も昨年12月にこの夢を実現して以降、同じような変化を起こしたいと願っている人たちと話してきた。

もちろん、私のことを特に心配している母を含め大半の人が、最低限の医療しか受けられない辺ぴな場所で、得体の知れない病気にかかるかもしれない旅のために、経済的安定だけでなく専門家やリーダーとして成功するチャンスを棒に振るのは正気の沙汰ではないと考えている。

仕事を辞めて世界を旅するべきかどうかは、いくつかの質問に正直に答え、自分にとって重要な目標や価値観を明確化すれば見えてくる。現在のあなたは、世界を股に掛けることを理想化し、悪い面から目を背けているのかもしれないし、逆にその考えを時期尚早にシャットアウトしているのかもしれない。

仕事を辞めて世界を旅する前に自問すべき9つの質問は次の通りだ。

1. 旅をすることで、自分の目指すリーダー像に近づくのか

あなたが現在、組織内で地位の高いリーダーを務めている場合、一度辞めれば今の地位には二度と戻れないかもしれない。しかし、権力ではなく影響力のあるリーダーになりたいと考えている場合、大きな冒険に繰り出すことは、自分の影響力を高める方法として理想的かもしれない。ガンジーは、旅を通して平凡な法律家から脱却し、私たちの知る「ガンジー」になった。

2. 長期間旅することで、心と精神が豊かになるか

旅で自分の心が豊かになると確信している場合、退職まで待つ理由はない。自分や他者にとってプラスの効果になりそうなことを遅らせたり取りやめたりするのではなく、今この瞬間に始めた方が誰にとっても良いのではないか?

3. 最新の医療を受けられないことについてどう感じるか

どれほど遠くまで、どれほど長期間旅できるかは、この点にかかっているかもしれない。遠くへ行けば行くほど旅自体は手頃になるが、最新の医療は受けにくくなる。

あなたは医療から少しでも離れることに危機感を持つだろうか? それとも、ココナッツオイルと瞑想(めいそう)で何でも治り、抗生物質と遺伝子組み換え食品が悪魔の産物だと主張する一風変わった人たちに感銘を受けるだろうか?

4. 忍耐力を持てるか

地元のカフェの無線LANの遅さに不平を漏らしている人は、それでも地球上の多くの場所と比べればずっとましだということを心に留めておこう。欧州でさえ、通信が不安定で不確実なときがある。また、飲食店でのテキパキしたサービスに慣れている場合、世界のほとんどの場所ではいら立つほどゆっくりと対応されることを覚えておこう。

5. 場合によっては、無秩序もいとわないか

フィリピン・セブ島の美しい砂浜では、ゆったり過ごしてその場の流れに身を任せることが必要だが、セブ市内で運転することになれば、混沌(こんとん)とした状況と感覚的な負担にすぐ慣れる必要がある。

旅ではゆっくりなペースと非常に速いペースの間を行ったり来たりするため、旅の時間が長ければ長いほど、長期的な混乱の中に置かれることになる。旅の結果は、ダメージを受けることではなく、心をリフレッシュすることであるべきだ。

6. あなたの決断で直接的・間接的に影響を受ける人は誰か

家族やコミュニティーの中には、あなたの幸運を祈りながらも自分は安定した人生を送りたいと考えている人がいるかもしれない。旅をすることによる健康面・経済面の問題であなたの生活が一変すれば、こうした人まで不本意に巻き込んでしまうかもしれない。また同様に、こうした人の人生からあらゆる危険を取り除く責任はあなたにあるのだろうか? 慎重であることと慎重過ぎることの境界線はどこにあるのだろう?
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