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“竜のモヤさま”昇格即4安打3打点 未経験の一塁手には「ワオ…」と頭抱える

4安打3打点の大活躍で勝利に貢献した中日のスティーブン・モヤ【写真:荒川祐史】

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この日1軍に昇格し「4番・一塁」で先発し、大逆転勝利を呼ぶ

“竜のモヤさま”が救世主となった。中日の新外国人スティーブン・モヤ外野手が1軍昇格即初安打初打点を放つなど、なんと4安打3打点の大暴れ。一時試合をひっくり返されて敗色ムードが漂ったチームを、逆転勝利に導いた。試合後は初のお立ち台にも立ち「ファンの皆さんの声援が最高でした! ありがとうございました!」と歓喜の声を上げた。

 ウエスタンリーグで打率.377の好成績を残し、米国市民権取得のために渡米したビシエドに代わって1軍昇格したモヤ。いきなり「4番・一塁」でスタメンに名を連ねると、大仕事をやってのけた。

 同点で迎えた3回、1死1、二塁で第2打席に入ると、バットを折りながらも右前へ。来日初安打は勝ち越しの適時打となり、初打点のおまけもついた。さらに5回無死一塁で右翼越えの二塁打を放ってチャンスを拡大し、4点目に繋げた。

“モヤさま”の輝きはここからさらに増した。7回、先発の小笠原が崩れて一挙に5失点。2点のリードが、一気に3点のビハインドに変わった。ため息が漏れた本拠地のスタンド。その空気を一変させたのも、このモヤのバットだった。

本職は外野手、一塁手は開幕後に2軍で初めて挑戦

「とにかく塁に出ることだけを考えていた。チームみんなでやっている。力を合わせていけば出来る。本塁打を打っても、7点は取れない。1人1人が繋げていったからこそ、7点になった」。1死で打席に入ると、広島2番手の中田から左中間を破る二塁打を放って出塁。2死二塁となってから、高橋、福田、代打・藤井、代打・亀澤、大島、京田と怒涛の6連打で逆転。さらにこの回2度目の打席で、助っ人は左前に2点適時打を放ち、鯉にトドメを刺した。

「とにかくチームの勝利に貢献したい一心でやっていた。いいところで打てて本当に嬉しい」と、身長201センチの巨体を屈めて笑顔を浮かべたモヤ。4安打のバットはもちろん、慣れない一塁でも奮闘した。

 もともとは外野手。これまでの野球人生で一塁でプレーしたことはなく、中日加入後、しかも開幕後に初めて一塁手に挑戦した。ウエスタンリーグでも7試合しか守っていない中で、いきなり1軍の舞台に立つことになった。

 この日の試合前、一塁での先発出場を知らされた心境を聞かれると「ワオ…」と頭を抱えて見せたモヤ。ただ、ゴロもきっちりと処理し、無難にこなして見せた。その一塁守備を振り返り「内野手にも感謝だね。いい送球をしてくれた。ワンバウンドもなかったからね」と、チームメートに感謝した。

 ビシエド不在の中で、チームに突如として現れた救世主「モヤさま」。この日は、来場者に「昇竜ユニホーム」が配られる「昇竜デー」の第1回目だった。まさに「昇竜」の名にふさわしいモヤの活躍。ここから中日が上昇気流に乗って「昇り竜」となることが出来るか。(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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