身体が目覚めていないまま動き出すよりも、活性化した状態で1日をスタートさせた方が消費できるエネルギー量を増やすことができます。今回は、朝のガチガチな身体を目覚めさせ、可動域を広げるためのウォームアップ運動をご紹介します。
まずはゆっくり「伸び」&深呼吸
いきなり大きく身体を動かしたり、素早い動きをしたりすると、身体を痛める可能性があります。
最初は身体に朝になったことを伝えるところから。ゆっくり深呼吸をしながら両手を上げてぐ〜っと伸ばしましょう。左右に身体を倒したり、アキレス腱を伸ばしたりして、手足を中心にゆっくりしっかり伸ばしましょう。

「その場足踏み」で身体を温める
胸を張って背筋を伸ばし、まっすぐ前を向きます。次の2つのポイントを意識して、その場で大きく足踏みをしましょう。
●腕を大きく振る
●太ももは、地面と平行になるように高く持ち上げる
ゆっくりと1つひとつの動きを丁寧に、50〜100回おこないます。
肩をゆっくり、大きく回す
手前方向に5回、後ろ方向に5回、ゆっくり大きく肩を回しましょう。

身体がぽかぽかしてきたら、体内が活性化しているサイン!
朝は手先や足先が冷えているという人ほど、代謝が低下している可能性あり。ゆっくり大きく身体を動かすことで体内を目覚めさせ、代謝を高めましょう。
温かくなったのを感じたら、大成功のサインです。普段の生活で消費できるカロリーも高まりますし、むくみや疲労を予防・改善しやすくなります。
朝からぽかぽか&スッキリな状態に整えることで、心も軽やかになりますよ。3つとも行っても5分もかかりません。ぜひ今日から毎日の習慣にしてみてください。運動量が少ない日は、念入りに行うこともおすすめです。

Nao Kiyota
美容・健康ライター
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