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堀江貴文氏「田舎に暮らすITリテラシーの低い親は最悪」

嫉妬やねたみは他人との比較から生じる

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 新卒でサラリーマンとして会社に入り、その後、結婚して家族を持ち、マイホームを買う──こうした人生を当たり前のように目指している人に、堀江貴文氏は疑問を呈する。それは親との関わり方についてもいえることだという。

 堀江氏が最新刊『属さない勇気』で解説している、働き方や生き方の未来についての新たな提言を短期集中連載。第4回は、持ち家や家族、結婚、親との関わり方などについて解説する。

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 サラリーマンは他人との比較が目につきやすい。出世や年収などで、自分と周りとの格差が明確にされてしまう。会社の方から「数字は関係なく君そのものが必要だ」と言われれば安心できるだろうけど、まず言われることはない。比較の中で優位を取るのが、手っ取り早い安心を得られる方法だ。

 だから嫉妬やねたみ、足の引っ張り合いが横行して、社内政治が渦巻いていく。

 結婚も、自分から進んで伴侶を持ちたい気持ちになる人は案外、少ないのではないか。同僚が次々に結婚していくのを見ているうちに、「自分もそろそろしなければ」と勝手に思い込んでしまう。結婚の有無は本来、仕事や出世、年収にはまったく関係ないはずなのに。

 結婚願望は、周りと自分を比べてしまう悪弊の一つだ。私にとっては、ぶっちゃけ家族なんかいなくても、仕事も人生もまったく問題ないのだが……まあ、家族こそが一番の宝物だという人もいるだろう。

 でも、家を買うのは、どうなんだろう? カネに困っているサラリーマンでも「30代になったら、結婚したら、子どもができたら自分の家を持ちたい」という人は、けっこういる。

 家があれば安泰、まったくの幻想だ。同僚が家を買ったり、上司に勧められたりするから、自分もその気になってしまうパターンが多い。しかも、経済的にみても、少子化や人口減少の影響で、不動産価値は長期的には下がるかもしれない。

 何より、数十年間も健康でローンを払っていける確証はまったくない。なのに数千万円単位の借金をして家を建てるなんて、私に言わせれば自殺行為だ。そういう相当にヤバイリスクは平気で取れるのだから、サラリーマンとは不思議な生き物だ。

◆親子の情愛は、信用を保証できるものではない

 自分と他人を比べる、他人と同じように生きる、でも他人より評価されなくてはいけない……。そんな矛盾した常識に、多くのサラリーマンが洗脳されている。

 会社とは、社員が勝手に自分と同僚とを比較し、社畜として生きるしかないように仕向ける環境が、悪い意味で整っている場所なのだ。

 社員の協調性は伝統だとか、組織力を上げるためには大事だとか、理由づけする人もいる。でも実際は、単なる「惰性の遺産」だ。隣に座っている社員と同じように仕事する利点を、理屈立てて答えられる人はまずいない。

 自分の好きなことをやる覚悟があればいいのだ。協調性なんか無視して、やりたいことを好きなようにやっていく。それだけで十分だ。

 親は、決して子を裏切らない。一生、わが子を助けてくれる存在という価値観も同様だ。私の解釈では、親ほど信用ならない人種はいない。古い価値観や常識で頭が固まっていて、間違った情報に振り回されている。

 特に田舎に暮らすITリテラシーの低い親は最悪だ。主な情報源はテレビ。新聞に書いてあることが全部、真実だと思い込んでいる。大企業に就職しろだの、結婚しろだのと、短絡的にまくし立てる。彼らの頭で考える指摘や判断は、害悪になることが少なくない。

 親子の情愛まで否定するつもりはない。しかし、実の親は、何かの知見を得る相手として、信用するに足るものではないと断言できる。

 対処法は一つ。なるべく距離を置くこと。私はいまでは滅多に親とは連絡を取らなくなった。それで困ったことは一度もない。親は、家族としては愛おしくはあるけれど、全面的に心を許せる相手ではない。親子だからと甘い顔をしていると、きっと面倒なことになる。

 親子の情愛は、信用を保証できるものではない。親とは、距離感を保って暮らす。それが親子のほどよい助け合いを維持する秘訣ではないだろうか。

※堀江貴文・著/『属さない勇気』より

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