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40代シングルファザーの転職地獄…200社エントリーで半年経っても内定でず

40代シングルファザーの転職地獄…200社エントリーで半年経っても内定でず

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有効求人倍率が44年ぶりの高水準と話題だ。こんな景気のいいニュースを聞いて「今が転職のチャンスかも!」と思った人は少なくないだろう。しかし、厚労省の統計によると転職者の約3分の1は年収が下がっている。つまり、決して手放しで喜べる状況ではないのだ。では、希望に溢れた転職者を“転職貧乏”に追い込む要因は一体何なのか。あるケースを紹介しよう。

◆70社の面接を受け…3割年収ダウンでようやく再就職
…高橋克彦さん(仮名・49歳・バツイチ)/年収750万円→年収500万円

<高橋さんの経歴>
22歳 法政大学卒業 大手システムインテグレーターAに入社
35歳 大手外資系IT企業に転職
39歳 大手工業機器メーカーに転職
42歳 大手システムインテグレーターBに転職
43歳 大手システムインテグレーターCに転職
45歳 うつ病で休職
46歳 早期退職制度に応募。治療に専念する
47歳 就職活動を開始
48歳 離婚
48歳 現職の中堅システムインテグレーターDに就職

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 システム開発の管理職として名のある企業を渡り歩いてきた高橋さん。シングルファザーとして大学生と高校生(私大へ進学決定)の子供を抱え、教育費は年200万円近くになる状態だ。

 前職は激務と上司のパワハラでうつ病を発症。退職&治療の後、40代後半での再就職を果たした。

「前職の休職直前には、交差点でクルマに飛び込もうとしてしまいました。幸い見知らぬ通行人が止めてくれたので一命をとりとめましたが、これをきっかけに休職することにしたんです」

 1年間の休職の後、早期退職。さらに1年間の治療を経て、就職活動を開始した。求人情報サイトやハローワークなど合計6種類ほどに、ひたすらエントリーを敢行。条件は正社員と年収600万円だ。

「現職に決まるまでに、エントリーは200社以上、面接は70社くらい受けました。月5〜6社は面接していたと思います」

 ところが半年たっても決まらない。「ヤバイかも」という焦りはどんどん大きくなったという。

「先行き不安で、特に半年たったあたりから、焦燥感で相当、追い詰められましたね。面接へ行っては落とされる状態だと、自信もすり減っていきますし……。これまでの転職は、次の職場を決めてから辞めていたので、そんな状況は初体験。やっぱり転職は“次を決めてから退職”が鉄則。というか、年をとったら転職しないことが一番いいと感じました」

 現職の募集案件は、以前に関わった業界のシステム開発だったことが幸いした。ただし、年収は希望条件より100万円少なく、前職に比べて3割以上もダウン。生活はギリギリで、高校生の息子の分も含めた節約弁当を手作りするのが高橋さんの日課。特売の豚こまの炒め物に、スーパーのポテトサラダという2品が定番とか。

「年収はある程度仕方ないものの、不満は仕事の内容。面接時には工業系のシステム開発を担当するはずだったのですが、入社してみたら、なぜか流通系のシステム開発をすることに。得意分野で勝負できないツラさがありますね」

<転職のプロが斬る敗因>
●応募しすぎ――200社受けても打率は上がらない

「あまりにたくさん応募していると“志望の会社に行く”ことよりも“どこかに引っかかる”ことが目的になってしまうんです。もっと絞り込んで受けたほうが、希望に沿った転職ができたはず」(人材コンサルタントの小林毅氏)

「酷な話ですが“うつで休職”がその後の転職のネックになるのは事実。病気になるまで自分を追い込まないことがなにより肝心」(キャリアコンサルタントの高野秀敏氏)

撮影/尾藤能暢 モデル/小作圭輔(古賀プロダクション)
― [転職貧乏]にハマる人の共通点 ―

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