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乙武洋匡氏「体罰は科学的に意味がないことが証明されている」

■「愛のムチ」という言い方がすでに体罰を肯定している

 作家の乙武洋匡氏がAbemaTV『千原ジュニアのキング・オブ・ディベート』(3日放送)に出演、教師論、体罰論について熱く訴えた。

 小学校に勤務した経験や、東京都の教育委員を務めた経験もある乙武氏は、「他人の価値観を認めないのはダメ教師」とキッパリ主張」。ひとりひとりの先生にも独自の価値観はあっていいとしながらも、「子どもにもそれぞれ価値観はあるし、保護者にも価値観はある。"こういう価値観もあるのか"と自分自身が学んでいけばいい。それを"その価値観は認めん"と言ってしまうと、その子は人格否定をされてしまいます」と指摘した。また、学習方法についても「学力は高いのに読み書きが出来ない子もいるんです。つまり耳から入った情報は得意だけど目からの情報は苦手とか。例えばトム・クルーズも目からの情報は苦手なので台本は全て耳から覚えていると。だから勉強方法だってもっとバラバラで良い」とした。

 さらに、体罰についても「必要なし」と断言。「そもそも『愛のムチ』って言ってる時点で肯定的。科学的に体罰は効果がないって証明されているんですよ。一時的な恐怖でその物事をしなくなるという効果は認められているんですけれども、長期的には反社会的な思いとか、上に対する報復の気持ちとか、マイナスの要素が伸びることは認められていても、良い行いをしようという気持ちが伸びることに関しては全く効果が認められていないんです」と訴えた。

 これに対し、教育評論家・元高校教員の野々村直通氏が「体罰で負の連鎖」は起こらないと話すと、乙武氏はイタリア・ナポリの荒れた学校を取材した時の話を例に挙げ、「ナポリといえばマフィアが幅を利かせている街。ドロップアウトしちゃった子達を放っておくとそのままマフィアに吸い取られるから、もう一度学校に戻そうというチャレンジスクールみたいなところを取材しました。けど、そこの先生達は絶対に体罰しないんですよ。全員がとにかく威厳を持って、生徒に胸ぐらを掴まれても絶対に暴力を振るわない。それを続けていると生徒たちの間に畏怖が芽生えるんですね。『俺らが暴力をふるってやるぞって見せても先生達は暴力に屈しないんだ』というのを見せ続けられると、暴力を振るう気もなくすというのを見てきたんです」と反論。野々村氏も「素晴らしい話だが、そのやり方の方はレベルは高すぎる。まさに聖職者だと思う」と感心していた。(AbemaTV/『千原ジュニアのキング・オブ・ディベート』より)

▶次回『千原ジュニアのキング・オブ・ディベート』は、足立康史氏、須藤凜々花氏、濱松恵氏、若狭勝氏ら、今年ニッポンをザワつかせた著名人たちが2018年を展望!17日(日)夜8時から生放送!

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