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米億万長者11人はビットコインをこう見る 関わる業界で温度差

米億万長者11人はビットコインをこう見る 関わる業界で温度差

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世界中で起きていることの全てを見回してみれば、ビットコインが最大のニュースの一つであることは確かだ。人はバブルが拡大していく様子を眺めるのが大好きだ。そして、そうする中で私たちの心をよぎるのは、「チャンスを逃すことへの不安」だ。ビットコインは多くの人たちに、その不安をもたらしていると考えられる。

これまでに議論されてきているとおり、ビットコインの価値を評価する方法はない。内在する価値というものがないのだ。ビットコインを購入している人は今の今まで、いつか誰かがもっと高い値段で買ってくれるだろうとの期待のみに基づき購入している。つまり、人間の心理という点から言えば、これは投機だ。

最も投資に精通し、成功を収めている億万長者たちはビットコインをどう見ているのだろうか。米銀大手JPモルガン・チェースの最高経営責任者(CEO)ジェイミー・ダイモンは、「ビットコインは本物ではない。詐欺だ」と明言している。

「バブル」であると考えているのは、伝説的な物言う投資家であり、長年にわたって世界で最も高い運用成績を維持してきたカール・アイカーン(そう、バフェットの成績を上回るのだ)。そして、史上最高のバリュー投資家、ウォーレン・バフェット。さらに、世界最大規模のヘッジファンドの創業者、レイ・ダリオも同じ考えを示している。

ヘッジファンド運用会社オメガ・アドバイザーズの創業者レオン・クーパーマンは、ビットコインがもたらすのは「高揚感」だと言う。また、破産企業などへの投資を主に行うマーク・ラスリーは、「300ドル(約3万4000円)のときに買っておくべきだった。理解はできない。買ってみようとする人がいることにはうなずけるかもしれないが、ビットコインに投資するのが道理にかなっているのかいないのか、私には論理的な説明ができない。主流になりつつあることを見れば、本物なのだとは思う」と話す。

ヘッジファンドマネージャーのケン・グリフィンは、「未来の通貨ではない。だが、詐欺とも呼ばない」という。

テック業界への投資家は異なる視点

前出の億万長者たちは全て、ウォール街に関わってきた人たちだ。そして、誰もビットコインを購入していない。ビットコインを生み出したのは破壊的テクノロジーだ。そこで、テクノロジー分野に投資している億万長者の考え方についても見てみることにする。

米ヤフーの共同創業者ジェリー・ヤンは、「ビットコインは、まだ成熟したデジタル通貨とは言えない。個人的には、デジタル通貨には私たちの社会に対して果たし得る役割があると考えている。だが、現時点では取引に使われているというよりも、投資対象としての誇大な宣伝や利益の追求によって動かされているように見える」と語る。

実業家のマーク・キューバンは、以前はビットコイン人気を「バブル」と見ていた。だが、現在では仮想通貨に投資するヘッジファンドに投資している。ただ、これついては「ヘイルメアリー(運を天に任せた)」と述べている。

かつての億万長者で、最近その地位に返り咲いたのではないかと見られている元米投資会社のヘッジファンドマネージャー、投資家のマイケル・ノボグラッツは、「中期的にはもっと上昇するだろう」と話す。ビットコインは金の保有に代わる価値を提供するものになるとの考え方だが、一般的には総資産の1〜3%に当たる資金を投資するまでにとどめておくべきとの見方だ。

米国で最大規模のオンライン証券仲介業者、インタラクティブ・ブローカーズの創業者トーマス・ピーターフィーは、ビットコインの先物取引については警戒感を示している。ビットコインの価格の乱高下が清算機関(大手の先物取引所など)を不安定化し、それが実体経済も不安定にするというのだ。

こうした考え方が示される中で、米シカゴ・オプション取引所(CBOE)を運営する先物取引所が10日、ビットコイン先物を上場した。ビットコインの今後は、さらに興味深いものになりそうだ。

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