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看護学教科書に差別的表現、英出版社が謝罪

患者を診る医師と看護師(2017年7月7日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】英出版大手ピアソン(Pearson)が、看護学の教科書に文化および人種差別的な不快感を与える表現が含まれているとして今週、ソーシャルメディア(SNS)で批判の声が上がったことを受け、謝罪した。

 問題となっているのは、ピアソン・エデュケーション(Pearson Education)の教科書「看護:概念理解型学習へのアプローチ(原題:Nursing: A Concept-Based Approach to Learning)」の「痛みに対する反応に見られる文化的差異」という、人種や宗教の違いによって痛みに対する反応が異なる場合があることを看護師にアドバイスしているページ。

 このページでは例えば、アラブ人やムスリムは「鎮痛剤を求めない可能性があるが、その代わりに、その痛みが治療のための医療処置によってもたらされたものであれば、アラー(神)に感謝するかもしれない」と説明。

 また、中国人患者は「看護師をより重要な作業から引き離したくないと考え、薬剤を求めることはしない可能性がある」。黒人患者に関しては「他の文化に属する患者よりも強い痛みを訴えることが多く」「苦しみや苦痛は不可避なものだと考えている」。ユダヤ人患者については「要求を遠慮なく伝え、支援を強く求めるかもしれない」「痛みは他人と共有し、他人に認めてもらわなくてはならないものだと考えている」などとしている。

 ピアソンのグローバルプロダクト開発部門のティム・ボジック(Tim Bozik)氏は、「ユーチューブ(YouTube)」に投降された動画で「謝罪したい」「看護学生に、担当患者を世話する上でのさまざまな側面を通じて考えるきっかけを与えようとして、かえって人種や宗教に関する固定観念を助長してしまった」と釈明し、「それは間違っていた」と述べている。

 同氏はさらに、ピアソンは電子版や増刷分の版からは当該ページを削除し、すでに刊行された書籍については回収を検討していることを明らかにしている。
【翻訳編集】AFPBB News

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