戻る


実は暇なのに"忙しそうな人"に見せる方法

実は暇なのに"忙しそうな人"に見せる方法

写真拡大

■いつも暇そうなのに、いざとなると頼りになる

「あの人は、仕事ができる」。周りにそう思われている人とは、どんな人でしょうか。スケジュールに追われながら、バリバリ仕事をこなす。いつ見ても忙しそうだし、しっかりと結果を残している。そんなタフなタイプは、一見してわかりやすい「できる人」ですね。

一方で、いつも暇そうなのに、いざとなると頼りになるタイプもいます。たとえばマンガ『美味しんぼ』の山岡士郎はそんな人です。

普段はグータラな新聞記者ですが、こと食べ物の問題となると才能を発揮し、豊富な知識や人脈を活かして優秀な結果を残す。このように、他人にはない特殊技能があるタイプも「できる人」でしょう。

しかし、山岡のような、働かなくても平然としている肚の据わったタイプは稀です。仕事をしていれば、忙しくなくても働いている体裁を整えたい、多忙を装って余計な仕事を避けたい、と思ったことがある人もいるでしょう。では、実際は忙しくないのに、忙しい「できる人」に見せるには、どうすればいいでしょうか。

■せかせかした思いはすぐに伝わる

ただ単に「忙しい」という状態になりたいだけなら、話は簡単です。心理的に気持ちに余裕がない状態にしたり、急にいつもと違った状況に身を置いたりすればいいのです。周りはすぐに「あいつは忙しい」と思ってくれます。なぜかというと、忙しい気持ちは感染するからです。

上司が一人でイライラしているだけで、職場がどんよりと嫌な空気になった経験は誰にでもあるでしょう。

忙しさや怒りといった感情は周囲の人の不快な気持ちも高めてしまう、心理学から見ても感染しやすい感情なのです。あなたの頭の中のせかせかした思いは、隠そうとしてもすぐに周囲に伝わります。

ただ、それではただの「忙しそうで、忙しい」人。それで結果を残せなければ「使えない人」という評価になってしまう。本当は余裕があるのに、忙しい人と思わせるには、自分で自分を管理できなければいけません。

つまり、相手からの視線があるときや職場では仕事をしっかりとこなすけれど、自分の時間やゆとりは大切にし、「能動的に」余裕をつくる。そのためには、時間を小刻みに管理して、思考を分散して同時並行で仕事を進めることです。

■忙しいのに、忙しそうに見えない人は

そうしてメリハリが付くようになれば、自然と余裕ができます。結果が求められる場面ではフルに働いているので周りは「忙しい人だ」と思うのですが、実はゆとりを持っているので、頭は忙しくても体はリラックスできている。それが、忙しくないけれど忙しそうな「できる人」です。

大事なのは、いかに時間や精神を管理できるかということ。それは「忙しいのに、忙しそうに見えない人」にも同じことがいえます。見えないところで効率的に仕事をしているからこそ、忙しそうに見えないのに結果を残す。時間を管理できているからこそ、相手に見せたい自分を、実際に相手に見せられるのです。

どんな業界でも、全体を見渡して、スケジュールや仕事の「構造を組み立てられる人」こそが、「できる人」といえるでしょう。

(日本大学文理学部心理学科教授 横田 正夫 構成=伊藤達也)

原文リンク

本站帖子來源於互聯網,轉載不代表認可其真實性,亦不代表本站觀點!
關於本站| 官方微博| 私たちの関心網| よくある問題| 意見反饋|copyright 私たちの関心網