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【海外発!Breaking News】がん患者サポート団体で働く女 「私もがん患者」と偽り詐欺行為(豪)

元ホッケー選手でもあった女、詐欺で逮捕され罪を認める(画像は『news.com.au 2017年10月10日付「Ex-Hockeyroo Kate Hubble faked cancer letters to defraud charity claiming ‘my cancer is terminal’」(Source:News Limited)』のスクリーンショット)

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がん患者をサポートする慈善団体に属していながら、自らを「末期のがん」と偽った元ホッケー選手の女が逮捕・起訴された。2年にわたり「具合が悪くて働けない」と欠勤を繰り返しながら、がん患者遺族の寄付金から支払われる給料を騙し取り、医師による偽造書類まで作成していたのだ。世間からは「言語道断」と批判の声が噴出している。『The Sydney Morning Herald』『news.com.au』『BBC News』などが伝えた。

オーストラリアで女性ホッケーチームの元選手だったケイト・ハッブル(32歳)は、子供や若年層のがん患者とその家族のサポートおよびカウンセリングを行う慈善団体「Redkite(レッドカイト)」のチームコーディネーターとして2014年6月からパースの事務所で働き始めた。

ところが勤務して半年ほど経った頃、「自分はがんを患っている。来年の6月には治療を始めるので働けなくなる」と同僚らに告げた。この頃から欠勤や早退が増えるようになったケイトは2015年11月、パースにある病院「Sir Charles Gairdner Hospital」を騙った偽の手紙を上司に見せた。そこにはケイトが「2014年3月からこの病院の患者であること」「10月から10週間サイクルの化学療法を受けていること」などが記されていたという。その後ケイトは「シドニーの病院でさらに放射線治療を受けるため」とシドニーの事務所への転勤を願い出た。

そしてケイトは今年1月からシドニーの事務所で働き始めたが、仕事柄がんに関する知識や情報を持つスタッフらはケイトからその兆候が見られないことに疑問を抱く。しかし結果として、ケイトは2年以上も「Redkite」を騙し続けたのだ。

シドニーの「Redkite」から医療記録文書を提出するよう言われたケイトは、実在する医師の名を騙った手紙をたびたび偽造し、上司に「末期のがんで、余命僅かと言われた。自分にはもう選択肢が尽きてしまった」と告げている。3月17日には、携帯電話から友人のふりをして「今、ケイトは手術室にいて連絡できない状態だ。2回も心臓が止まり肋骨を骨折したようだ」とも伝えた。同時にケイト自らも「肝臓の一部を手術で摘出し、腎臓にできていた腫瘍も摘出した」と報告、その2日後には「膵臓にあった小さな腫瘍を取り除き、30秒ほど心臓が止まった後、4分ほど再び停止した」というメッセージを送るなど、「Redkite」に嘘に嘘を重ね「治療をしなければ、もって半年ほどだと思う」と述べていたという。

また6月27日には、ノースショア・プライベート病院とロイヤル・ノースショア病院の外科医であるマーク・シワク医師を騙って「6月19日に受けた手術後、患者は仕事には適していない。容態の詳細に関してはGP(診療クリニック)の医師から連絡があるだろう」という手紙を送った。そして「RedKite」は同日、ケイトのGPだというダーリンハースト・メディカルセンターのジェロイド・オコナー医師から「容態が良くない。転んだ場合はすぐ救急車を呼んでほしい」などと書かれた手紙を、7月17日には「患者には向こう6か月、3週間に1度の免疫療法治療を行う予定」という内容の手紙を受け取ったが、当然これらもケイトにより偽造されたものであった。

書面の内容から不審を深めた「Redkite」側が警察へ通報したことにより逮捕・起訴となったが、ケイトはこれまでに年間73,000豪ドル(約647万円)もの給料を「RedKite」から騙し取っていたのだ。しかもその給料は、実際にがんで娘を亡くしたパースに住む遺族から出た寄付金であった。

自分の名をケイトに悪用された医師らも警察に通報しており「書面には一切見覚えがなくサインをした覚えもない」と話している。ケイトは8月に嘘のメールを送ったことを認め、10月9日にはシドニーにあるダウニング・センター地方裁判所で、財政的利益を得るため偽造書類を作成・使用した罪など計4件の罪状を認めた。

実はケイト、「Redkite」を解雇された後に求人会社を通して別の慈善団体の仕事を得ていた。学校の子供たちに健康と安全を提供する非営利団体「Life Education Australia」ではケイトの前科を知らずに採用し、プロフィールには「Redkiteを8月で退職」と記載されていたという。後に「Life Education Australia」は採用から3週間後の10月11日にケイトを解雇し、現在はプロフィールも削除されているようだ。

今回の事件は世間から「がん患者をサポートする団体で働きながら自らがんを偽るとはもってのほか」といった批判の声が多々あがっている。

画像は『news.com.au 2017年10月10日付「Ex-Hockeyroo Kate Hubble faked cancer letters to defraud charity claiming ‘my cancer is terminal’」(Source:News Limited)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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