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iPhone Xの製造、さらに遅れる?部品の製造数は計画の40%程度か

 
Appleがサプライヤーに対して、iPhone X用の部品の出荷ペースを落とすよう指示している、と報じられています。特定の部品の歩留まりが悪いため、他の部品製造のペースを調整するのが目的とみられます。

iPhone X用部品、当初計画の40%しか出荷できず

iPhone X用のコンポーネントを製造する、サプライチェーンの上流に位置するサプライヤーが、Appleからの指示により出荷のペースを落としているようだ、とサプライヤー関係者からの情報として、台湾メディアDigiTimesが報じています。
 
このサプライヤーは、iPhone Xの初期出荷台数に基づく当初計画に対して、現時点で40%しか出荷していないそうです。
 
しかし、他のサプライヤーにおける部品製造の歩留まりが当初計画の40%にすら満たないため、一部の部品が在庫過剰になるのを避ける目的で、Appleから出荷調整の指示があった模様です。
 
歩留まり率の低い他の部品について、DigiTimesは具体的に言及していませんが、以前、Samsungが独占供給しているOLEDディスプレイの歩留まり率が60%程度で伸び悩んでいる、と報じられています。

予約状況とiPhone8/8 Plusの販売動向を見極め?

Appleは、2016年のiPhone7/7 Plusでも、一部の部品の出荷台数が当初計画の60%程度にとどまった際、今回と同じような出荷調整を指示していた、とDigiTimesの情報源の人物は語っています。
 
なお、2016年の場合、計画通りの出荷数に達するには1〜2カ月を要した、とのことです。
 
出荷調整を指示したAppleの意図についてDigiTimesは、10月27日に開始されるiPhone Xの予約受付状況を見極めつつ、9月22日に発売されたiPhone8/8 Plusの売れ行きを踏まえて判断したい、というAppleの意向によるものだろう、と伝えています。

以前から指摘されていたiPhone Xの入手困難

デザインが刷新され、有機EL(OLED)ディスプレイを採用したiPhone Xは、Appleによる完璧主義や設計変更、部品調達の問題もあり、例年のiPhone以上に発売後の入手は困難になると予測されています。
 
今回の報道を踏まえると、iPhone Xの製造ペースは、以前の予測からさらに遅れていることになります。
 
10月27日の予約受付開始後、11月3日のiPhone X発売の期間は、iPhone8/8 Plusの時以上にApple全体に緊張が走りそうです。

 
 
Source:DigiTimes
(hato)

 
 

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