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プロも学ぶ「軍事訓練」体験してみた!

 警察と自衛隊の特殊部隊OBによる本格的な訓練を受講することができる会社、田村装備開発――プロも認めるトレーニングを本誌記者が体験取材!

■一本のロープに身体を預ける『ラベリング』訓練
「降下地点よし!」「降下!」と、決められた点検項目を点呼しながら目視し、一本のロープに身体を預け、降下塔から壁づたいに地面に降りていく――。これは、自衛隊のレンジャー部隊や消防のレスキュー隊などが現場で使用する『ラペリング』と呼ばれる降下技術の訓練を本誌記者が受講した緊張の場面だ。「今まで数えきれないほどの人々に受講してもらいましたが、重大な事故が起きたことは一度もありません。それだけ、訓練で使用する道具や、我々のレクチャーする技術には自信があります」

 こう話すのは、ラペリング訓練を担当した元陸上自衛隊員で防衛庁長官直轄部隊特殊作戦群出身の長田賢治さん。この訓練を実施しているのは埼玉県の東松山市にある『田村装備開発株式会社』という会社で、長田さんは訓練教育部の部長だ。事実、長田さんの厳しくも優しい指導のおかげで本誌記者も、なんとか降下塔から降りられるようになった。

 長閑な里山に囲まれた訓練施設エリアにそびえ立つ地上20メートルの降下塔で訓練は行われた。この訓練施設では、この他にもBB弾を使ったサバイバルゲームや、射撃術や偵察、近接戦闘、護身術などの技能訓練も実施しているという。「受講生の7割が20〜30代で一番多いですね。後は40歳以上の方が2割ぐらい。その中でも経営者の方が多くて、会社内でどういう風に伝えれば意思疎通ができるのかといった部隊で使う指揮系統などを学ばれていますね」と語るのは警察の特殊部隊出身であり同社の代表取締役社長を務める田村忠嗣さん。なんと受講生には、プロの警察官や自衛官が多数おり、全体の約7割を占めるという。

■プロがエアガンでボコボコに!?
「最初は大抵、自衛隊の方は“お前らなんかに負けないぞ”って感じで来るんですけど、そんな時は言葉で説明をしても、話を聞いてくれません。“じゃあ、撃ち合ってみましょうか”と、ウチの生徒さんとエアガンで模擬戦闘してもらうんですが、プロの方がボコボコにされちゃうんです。そこで初めて、“あれ、こんなに出来なかったのか!?”ってなって、やっと話を聞いてくれるんですね」(田村社長)と、プロ顔負けの実戦的訓練を実施する同社。田村社長は、危機管理の重要性について話してくれた。

■学ぶべき護身術の重要性
「今、ぜひ一般の方に学んでもらいたいのが護身術ですね。よく格闘技を身につければいいと言う方がいますけど、それ以上に重要なことは山ほどあります。その一つが法律だったりするんですけど、知っているか知らないかで、身の安全が大きく変わることを学んでもらいたいですね」

 交通事故や犯罪、さらには自然災害など様々な危険や、恐怖に打ち克つための技術や精神も学べる田村装備開発。興味のある方は、ぜひホンモノの危機管理を学んでもらいたい。

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