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中国の格安スマホ台頭で「中価格帯メーカーが全滅」の未来

中国の格安スマホ台頭で「中価格帯メーカーが全滅」の未来

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ハリウッドで中規模予算の映画が死に絶えたというのは、周知の事実だ。映画会社が求めているのは、巨額予算をつぎ込んだ超大作か、低予算のコメディ映画のいずれかだと関係者らは口を揃える。

中途半端な金額を投じて収支がトントンのドラマを製作するよりも、大金を投じて大ヒットを狙うか、低く抑えてニッチ映画を製作する方が理にかなっているのだ。

今日のスマホ業界も、映画業界と同じ道を歩んでいるようだ。iPhone 8とGalaxy Note 8の価格は1000ドルを超えることが予想され、中国のファーウェイも中価格帯製品から撤退し、ハイエンド市場に専念することを明らかにしている。

その一方で、中国の無名メーカーらは高性能の端末を驚くほど安い価格で提供している。10年前は中国の無名メーカーの電気製品には怖くて手が出せなかった。しかし、近年は「メイド・イン・チャイナ」に対する消費者の評価は激変した。品質の向上に加え、製品のレビューや情報も簡単に入手できるようになった。現在では、ニュースサイトの記事から、中国のSkyworth社製のテレビが、ソニーのテレビと遜色ない性能を持つことが誰でも理解可能だ。

中国製の格安スマホが存在感を増す中、HTCやソニーなどのメーカーは重大な岐路に立たされている。消費者は中価格帯メーカーの端末に600ドルを払うよりも、サムスンやアップルの端末に800ドルを支払うか、性能面で大差のない300ドルの格安スマホを選ぶようになっている。

中国メーカーはこの状況をよく理解している。製品情報をライターに送る場合、「当社の製品は最も革新的です」などと言わず、「iPhoneにほぼ匹敵する性能でありながら、価格ははるかに安く設定しています」とアピールする。彼らは、自社製品が人気端末のパクリであることを隠そうとしない。

韓国LGにも大きな打撃

中国のLeagooとElephoneが近くリリースするGalaxy S8のコピー製品はいずれも「S8」という名称だし、Doogeeはシャオミの「Mi Mix」のコピー製品である「Mix」を発売した。格安タブレットメーカーのChuwiの売り文句は「マイクロソフトのSurfaceにほぼ近い性能」だ。

こうした状況に、韓国のLGも大きな打撃を受けている。LGエレクトロニクスのグローバル・コミュニケーション部門のKen Hongは、「優れた製品を投入しても、数か月後には中国メーカーが同一スペックの端末を400ドルで発売してしまう」と述べた。

現在は中国メーカー間の価格競争がさらに激化し、コピー製品の価格は250〜300ドルまで値下がりしている。

しかし、ハリウッドから中規模予算の映画が消えたことは悲しいが、スマホにおける「ハイエンド端末か格安端末か」という二極化は、消費者にはメリットとなる。最新テクノロジーにお金を惜しまないガジェット好きは、iPhoneやGalaxy S8を選べばよい。一方で、写真をSNSにアップロードする方法もわからないお婆さんにスマホを買ってあげるのであれば、180ドルの中国製端末で十分なのだ。

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