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慰安婦扱ったドキュメンタリー映画、笑って見ていた男性が周囲の観客とトラブルに―中国

上海市内の映画館で14日、ドキュメンタリー映画「二十二」を見ながら笑っていた男性が周囲の観客とトラブルになった。「二十二」は、日本軍の慰安婦だったと名乗る女性22人に取材して製作された作品。写真は同作のポスター。

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上海市内の映画館で14日、ドキュメンタリー映画「二十二」を見ながら笑っていた男性が周囲の観客とトラブルになった。「二十二」は、日本軍の慰安婦だったとされる中国で存命中の女性22人に取材して製作された作品。

「二十二」の制作では、広く一般から資金を調達するクラウドファンディングの手法が採用され、延べ3万2099人が計100万元(約1650万円)を提供した。公開は14日だった。中国の映画情報サイトMtime時光網は16日午前に発表した記事で、同作品の売上高が記事作成時点で2400万元(約3億9000万円)を突破したとして、ドキュメンタリー映画として「奇跡を創造」と驚きを示した。「二十二」は中国で大きな注目を集めている作品と言える。

トラブルが発生したのは公開初日の14日で、上海市内の映画館である曹楊影城だった。中国メディアの網易などが発表した現場で撮影された動画によると、終映時のクレジットタイトルを映すスクリーンをバックに観客十数人が席から立ち上がってもめている。

動画に添えられた映画館職員の証言によると、男性1人がまるで喜劇映画を見るように作品を見ながら笑っていた。他の観客からすれば、作品を侮辱する行為に思えたのだろうという。

トラブルが発生したのは、終映も間近になったころのようだ。近くにいた男性観客が「もうしわけないが、できたら笑わないでいただきたい」と申し出た。すると笑っていた男性が「笑うのが悪いのか。あんたには関係ない」と言い返したため口論になった。

作品を見て笑っていた男性は、「笑う時には笑うんだ」、「あんたらと何の関係がある」などと言い続けた。すると、周囲の女性が声を上げて男性をののしった。すると男性は怒って持っていたポップコーンや飲み物を他の観衆に投げつけた。一時は殴り合いになりそうな雰囲気だったという。

中国の代表的SNSである微博(ウェイボー)にも同件を伝える文章が多く寄せられた。中国メディアの新浪網が紹介したところ、「家に帰ってお父さんとお母さんに笑うべきかそうでないか聞いてみろ」、「調和ある社会でもあんたを救うのは無理だ」、「こういう奴がいたら、オレは殴ってやるだろうね」などと、作品を見て笑った男性を非難するコメントが大量に寄せられた。

なお、中国メディアの環球網によると、「二十二」の公開直前に同作品に出演した女性の1人が死去したことで、出演女性のうちの存命者は8人になった。江蘇省南京市内で日本軍が利用した元慰安所として保存されている利済巷慰安所旧●陳列館(●は土へんに「止」)の蘇智良(スー・ジーリアン)館長によると、中国大陸で元慰安婦と登録されている女性のうち、存命者は14人にまで減った。(翻訳・編集/如月隼人)

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