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電話は不通で電気も止まり……野村貴仁が消えた!


15kgほど太ったという野村氏 ©文藝春秋

「野村がどこにいるか知りませんか? 電話も繋がらないし、電気も止まっているみたいなんです」

 昨年、元巨人の清原和博氏(49)に「薬物を調達していた」と告白した元メジャーリーガーの野村貴仁氏(48)が失踪した――。6月中旬、地元・高知の長年の親友から、本誌記者にこんな問い合わせがあった。

◆ ◆ ◆

「一度だけ向こうから電話がかかってきたんですけど。あとはずっと携帯が繋がらなくて……。心当たりのある人間に尋ね回っているんですが、誰も知らないのです」(同前)

 そこで昨年の騒動から野村氏と親交がある本誌記者が行方を追った。すると数日後、本人から電話が掛かってきた。

「僕を探してくれているみたいですね。実は、大阪にいるんですが、あちこち転々としているんです。話したいこともあるので会いに来て下さいよ」

 7月下旬、高知に戻っていた野村氏の自宅を訪ねた。昨年訪れたときに比べ庭の雑草が腰の高さほどまで伸び、荒れ放題だ。インターホンはなく、庭から何度、呼びかけても姿を見せない。

 結局、高知市内の繁華街で野村氏を発見。満面の笑みを浮かべていた。

「大阪へは、野球の試合を観に行っていたんですよ。野球の解説をやることになったんで、2カ月ほどいました。大阪ドームに試合を見に行ったら、今のプロのレベルは酷いもんですね。野茂英雄がどれだけ凄かったかを、直接、彼のプレーを知っている僕が語り継がなあかんと思いました。どこで解説するかは決まっていません。ネットメディアから1度、話がありましたけど、携帯が壊れて連絡が途絶えたんです」


昨年は仙人のような出で立ち

 インタビューを進めると、因縁の相手である清原氏の話題も飛び出した。

「週刊文春で清原と対談できませんかね。保釈されてから『現役時代は薬物をやったことはない』などと言うてますけど、僕にはたくさん言いたいことがある」

 最大の疑問は、無職の野村氏がどうやって大阪で生活をしていたかだ。率直に尋ねると、野村氏はバッグをゴソゴソと探り始めた。そしてニヤリと笑う野村氏が手にしていたのは、1万円札の束だった。

1万円札の束、どのように稼いだのか?

「プロ時代、母親に送っていた“埋蔵金”がまだ少し残っているんですよ。それに引退後も力仕事で何千万も稼いでいますから。大阪では普通にホテル暮らしでしたし、タクシーも乗っていますよ」

 昨年末の取材では、本誌記者を相手に軽快にパンチやキックを披露していた野村氏。以前、取り沙汰されていた格闘家デビューの話はどうなったのか。

「この年齢でプロとガチンコで戦ったら死にますよ。僕でもそれぐらいわかります。でも身体はバリバリ動きますから、今度は競輪選手を目指そうと思っているんですよ」

 インタビューを終え、取材場所の居酒屋を後にすると、野村氏は、「もう1軒付き合ってください」という。同級生が経営するというスナックまで数百メートルを歩く間、100キロを超える巨体の野村氏の息は切れ、顔から汗が滴り落ちていた。

 競輪選手はちょっと難しそうに見えた。

(「週刊文春」編集部)

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